運動機能の低下・転倒は高齢者だけの問題じゃない

こんにちは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルトレーニング
graceful 帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
最近読んだニュースで興味深いものがありました。
 
「100歳まで長生きしたいと思いますか?」という質問を、女性を対象にしたところ、9割の人が「したくない。」「あまりしたくない。」と答えたそうです。
皆さんはどう思いますか?
 
「長生きしたくない。」と思う理由の上位を占めたのが、「自由に動けないから。」「自立した生活が送れなくなるから」といった健康面に関する不安だっそうです。
 
 
やっぱり健康寿命って大切
健康寿命の重要性については、よくお話しをさせて頂いています。
 
介護状態になって感じる辛さは、「体が動かしにくくなり、自由がなくなる辛さ」と、「周りに迷惑をかけていると感じる辛さ」この両方があると思います。
 もちろんご家族は迷惑とは感じず介護されている方が多いですが、されている本人はそう感じてしまいます。
 
 
運動機能の低下と転倒・骨折
健康寿命を縮める大きな原因として運動機能の低下があり、それをさらに加速させるのが転倒・骨折です。
 
運動機能の低下→転倒→骨折→運動機能の低下という悪循環で寝たきりになることもあります。
 
女性は、男性に比べ筋肉が少なく、女性ホルモンの影響で骨が弱くなりやすいため、骨折しやすいです。(関節の変形などのトラブルも多い。)
 
転倒というと高齢者のイメージがありますが、意外と50〜60歳代の方にも多いです。転倒しても反応して手が出るため、手首の骨折が多い印象があります。
身体機能の衰えが顕著にみられるのがこの年齢で、まだまだ先の話しというわけではないんです。
 
 
転倒には、下半身の筋力低下、柔軟性低下、バランス能力の低下、感覚機能の低下などの身体機能や周りの環境が関係します。
 
「最近よくつまずく…」などがあったら将来注意が必要です。
 
リハビリという仕事柄、人の歩き方が気になるのでついつい見てしまうのですが、若い方でも、歩幅が小さく、内股で全然足が上がってなくて、すり足ぎみの歩き方をしていたりします。
50歳を超えてウォーキングを始められる方も多いですが、正しい歩き方ができていないと関節への負担もあります。
 
100歳まで長生きしたいと思える健康な体でいるために、トレーニングで体の機能を高めたり、歩き方を見直してみるのも良いかもしれません。
 
パーソナルトレーニングでは、ご希望があれば動画撮影を行い、歩き方のチェック・アドバイスをさせて頂いています。
 
 

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