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「時間がない…」が先延ばしの言い訳になっていませんか?

◾︎時間がないから落ち着いたら始めよう

「時間がない」と言う言葉が、先延ばしにするための便利な言い訳になっていませんか?

苦手な運動、辛い運動をやらないといけないのはわかっているけど、なかなか始められずに先延ばしにしてしまう。この気持ちはすごくわかります。

でも、先延ばしにすることは状況を悪化させるだけで何も解決しません。

 
「運動しないと…」とあなたが持っている危機感は正しく、身体は衰え始めています。
 
 
・始めるのが億劫で、時間がないと言っているのか?
・本当に時間がないのか?
・時間がないなら、何に時間を使っているのか?
・今使っている時間は「あなたの将来の健康」以上に大切なのか?
 
あなたが考えるきっかけになると嬉しいです。
 
 
 
 
 
筋トレやストレッチの優先順位は?
 
今、体を鍛えることは【あなたの将来の健康】を確実に良い方向に導きます。たくさんの研究で証明されています。

あなたの将来の健康以上に優先すべきことは、そう多くないはずです。

あなたは自由に使える時間を何に使っているのか

時間の使い方を把握して、その中で優先順位を意識して、改善してみましょう。

家事や仕事、子育てなど優先してやらないといけないことはもちろんあります。心身が疲れているならぼーっと休む時間も必要でしょう。

でも、以下のような時間を毎日過ごしているなら改善の余地はあります。

・ネットショッピングしている
・テレビをみている
・スマホで動画をみている
・ソファでゴロゴロしている
・居眠りをしている
・食べ物をダラダラ食べる
・やろうかな…と考えているだけで時間が過ぎている

すべてやめる必要はありませんが、これらに使う時間の一部をあなたの身体のために使う。

それだけで以下のような沢山のメリットが得られます。

・体調が良くなる
・歩く、階段が楽になる
・腰、ひざの痛みがなくなる、軽くなる
・姿勢がよくなる
・見た目が引き締まる
・睡眠の質が上がる
・メンタルが安定する

これらは一部で、筋トレによるメリットは数えきれません。

もしかすると、体調が悪い中おこなっていた家事や仕事が、体調が良くなることで以前より楽になり、効率アップして時間ができるかもしれません。

ジムに通うほどの時間がない方でも、家事の隙間に5分あればできます。

一度運動を始めれば、始める前の「面倒、憂鬱」といった感情は薄れていきます

まずは1日5分の運動から始めてみてはいかがですか。


「筋トレは毎日しないと」は勘違い

「筋トレは毎日やらないといけない。」と思っていませんか?

 
そして、「毎日やらないと意味がない。」という思い込みでハードルが上がり、なかなか始められない。という状況に陥ってませんか?
 
 
先に答えから言うと、筋トレは週2回で十分です。むしろ筋肉を休ませないといけないため、毎日はしない方が良いんです。
 
 
 
◼︎筋肉の成長過程
 
筋トレにより、負荷がかかると筋肉には細かい小さな傷が付きます。そして、1〜3日かけて修復します。
 
この【傷つく→修復】の過程を繰り返すことで、筋肉は以前より強く、大きくなります。修復の過程がないと、回復しきれず成長できないのです。
 
「え、ボディビルダーは毎日やってるんじゃないの?」そう思われた方もいると思います。
 
 
 
◼︎ボディビルダーが毎日行う理由
 
ボディビルダーは曜日ごとに部位を変えておこなっています。
 
たとえば、以下のようにです。
 
月曜日:
火曜日: 胸肩
水曜:背中
木曜:
 
脚の筋トレで傷つくのは、当然脚の筋肉なので、次の日に、無傷の上半身を鍛えることができます。
 
上半身の筋トレを2日入れている間に、脚の筋肉は回復するため、このサイクルを繰り返すわけです。
 
1日に1部位に限定することで、部位ごとに集中的に鍛えることができます。
 
 
 
 
 
皆さんはボディビルダーを目指しているわけではないので、
 
▪️週2回
▪️1回に2〜3部位を鍛える
 
これで筋肉は十分成長します。2〜3か月すれば身体の変化を感じられます
 
また、週1回でも時間はかかりますが、筋肉は成長します。実際に、当店でも週1回お通いのお客様は多いですが、少しずつ身体の変化を感じられています。
 
今まで運動をしてこなかったという方なら、尚更、身体の変化を感じられるはずです。
 
それでも筋肉の成長に最適なのは、週2回なので、もう1回は自主トレで頑張っていただくと良いですね。
 
 
 
いかがだったでしょうか?
「筋トレは毎日する必要はない。」
 
そう思うだけでハードルが下がりませんか?
始めてみようと思った方は、ぜひ当店の初回体験を受けてみてください。
 
身体の特徴をチェックし、必要なトレーニングを見極め、あなた専用のトレーニングメニューをお作りいたします
 

筋トレは限界まで追い込まないと鍛えられない?

おはようございます。「グレイスフル」トレーナーの金物谷です。

 

6月ごろから育てていた茄子が、最近ようやく収穫できました。息子は食べるのを楽しみにし、毎日水やりを頑張っていたので大喜び。

でも、いざ食べると渋い顔をしていました。「売ってる茄子の方が美味しい」と。皮が少し厚かったみたいです。農家さんはやっぱりすごい!

茄子を育てることでも、問題が発生して解決策を探して色々勉強になります。新しいことを始めるのは刺激があっていいですね。

 

さて、ここから本題です。

当店のトレーニングは「辛すぎない」と表現していますが、これは決して「楽な運動でも筋肉がつく」というような話しではありません。

筋肉量を増やすには、今の筋肉の限界をわずかでも超える刺激が必要になります。

「筋肉に今のままではダメだ。強くならないと。」と思わせる負荷が必要なのです。

 

 

限界を超える負荷とは?

限界を超える負荷と言うと、「日常で持つことのないほどの重さのダンベルで追い込み、鬼の形相で限界からもう1回行う。」みたいなことを想像されるかもしれませんが、そうとも限りません。

今の自分の筋力を超える負荷、日常で筋肉にかかっている負荷を超えるものであれば良いのです。

 

 

【重量】

力の弱い女性であれば、重りなしの自分の体重だけでスクワットを行っても十分負荷になります。【重さ】だけが負荷になるわけではありません。

【回数】

最初は10回で疲れていたものを、12→15回と増やしていくのもそうです。段々回数ができるようになってきたら重りを足すのも良いでしょう。

 

【セット数】

1セットだけやっていたのを、3セットに増やすのも、筋肉を成長させる新しい刺激になります。

このように「限界を超える負荷」といっても、がむしゃらに毎回限界までやるというのが絶対条件ではないということです。

 

 

パーソナルジムで辛い経験をしている人が多いのはなぜ?

それでも、パーソナルトレーニングでは、

・めちゃくちゃ追い込まれてキツかった
・気分が悪くなって吐いた
・辛すぎて動けなくなった

といった経験されている方もいます。これはトレーナーが完全に負荷を間違っています。

筋トレ始めたての方は、心肺機能も高くありません。筋トレは筋肉への負荷はもちろん、心臓や肺といった循環器にも負荷がかかります。負荷量を間違えることで、息切れや動悸がしたり、ひどい場合は、脳への血流が低下し、酸素不足でめまいや吐き気を催すこともあります。

こういったことを防ぐため、当店では以下のような工夫をしています。

・血圧や脈拍、酸素飽和度のチェック

・重量、回数、セット数を体力に合わせて慎重に決める

・トレーニング間にしっかり休憩を取る

・全身使う筋トレ→局所的なトレーニングを入れる

【例】全身トレ:  スクワット
局所的:レッグエクステンション(ひざ伸ばし)

全身の筋肉を使う筋トレは、血流、酸素消費量の必要量も多くなり、心肺への負荷が大きくなります。

体力がなかったり、身体に痛みがある場合などは、局所的なトレーニングを増やすという方法を取ります。全身使う筋トレをやらないというわけではなく、体力に合わせて割合を変えます。

筋トレは決して楽ではありませんが、安全管理した上で行う分には、想像よりは怖い、辛すぎるものではありません。

まずは、隙間時間のスクワットで、自分の限界を超えてみてはいかがですか。これをきっかけに運動を始めていただけたら、私としても嬉しく思います。


あなたの先延ばしの原因は、〇〇疲労

・ストレッチに筋トレ、運動が必要だと分かっているのになかなか始められない。
 
・期限までにしないといけない仕事、所用があるのについつい開始を先延ばしにしてしまう。
 
こんな経験ありませんか?
 
先延ばしにしてしまう心理はめちゃくちゃよくわかります。私もフィットネスジムに通おうと思いながら、入会までに半年かかった経験があります。
 
 
当店のお客様でも
「お店は1年前から知ってて、行こう行こうと思いながら…  結局予約まで1年近くかかってしまった。もっと早くから通っといたら良かった。」と話される方もいます。このようなお客様は意外と多いです。
 
迷いながらもトレーニングをすると決断され、実際に行動を起こされるのは本当にすごいことで、非常にありがたいことです。
 
 
家事、仕事が忙しく、物理的に時間が取れないという方もいると思います。その一方で、時間は確保できるけど、なぜかやるべきことを決断できず先延ばしにしてしまう方もいると思います。
 
 
では、なぜ先延ばしにしてしまうのでしょうか?
 
 
先延ばしの原因
 
1、脳のエネルギー不足
 
精神的、身体的な疲れがあり、エネルギー不足の状態だと新しい決断は難しくなります。新しいことを始めるには、大きなエネルギーが必要になるからです。
 
特に精神的な疲れがある状態では決断がなかなかできず、「今は忙しいし、もう少し落ち着いたら…」と先延ばししてしまいがちです。
 
 
2、ストレスホルモンによる影響
ストレスが溜まるとコルチゾールというホルモンが分泌され、意思決定が難しくなります。
 
 
【コルチゾールが脳に与える影響】
 
①前頭前皮質
意思決定、集中、感情抑制に関与する脳の部位です。コルチゾールが高いとこの領域の活動は低下し論理的な思考、判断ができなくなります。
 
②扁桃体
恐怖や不安に関与する脳の部位です。コルチゾールが高いと活性化し、危険回避モードになって慎重、優柔不断になります。そして失敗を恐れ、新しいことを始めるのに過度に不安になったりします。
 

 

 

先延ばしの原因である精神的疲労、ストレスを招く行為

 

①長時間のスマホ、パソコン
動画やネット検索は高刺激であり、精神的疲労を招きます。
 
 
②常に悩みや不安がある 
恐怖や不安の感情に関与する「扁桃体」が過剰に働くことで消耗し疲労します。
 
 
③慢性的な睡眠不足、睡眠の質の低下
コルチゾールの分泌が増えることがわかっています。コルチゾールが慢性的に高い状態は、判断力の低下、過度な不安につながります。
 
 
④意思決定疲れ 
毎日多くの選択、判断を繰り返すことで疲労します。
 
 
⑤長時間座りっぱなしの生活、運動不足
運動不足はもちろん、猫背などの不良姿勢は脳への血流を低下させます。また自律神経を乱し、身体的・精神的疲労につながります。
 
 
このように運動不足や睡眠不足、長時間のスマホといった生活習慣の乱れは、精神的疲労を招き、運動などの新しい行動を起こせなくしてしまいます。
そして、さらに生活習慣は乱れ、負のループに陥ります。
 
 
 
 
「ずっと疲れがとれない」から休まないといけない?
 
 
「慢性的に疲れがある。疲れが取れない」と休まないといけないと思われるかもしれませんが、そうとは限りません。
 
もちろん毎日の所用に追われて、身体的、精神的に疲労困憊の状態なら休みは必要でしょう。
 
 
しかし、適度な運動は精神的疲労、ストレスを軽減する効果があることがわかっています。
 
 
★適度な運動はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量を適正に調節してくれます。
 
★幸福ホルモンであるセロトニン、ドーパミン、気分の高揚が得られるエンドルフィンの分泌が高まり、気分が安定します。
 
★運動はリラックス効果があり、自律神経を整えてくれます。姿勢が良くなることでさらに効果は高まります。
 
★やりきる、続けられることが自信に。また、体の変化を感じることが自信になり、自己肯定感が高まります。
 
★運動による身体的疲労が、睡眠の質を向上させます。
※運動不足で身体が疲れていないと眠りは浅く、睡眠の質が落ちます。
 
 
このように疲れているから休むではなく、(精神的に)疲れているからこそ、運動するというのは有効な方法だと言えます。
 
ストレスが溜まり、疲れているから運動することを決断できず、先延ばししてしまう。だから疲れとストレス解消のために適度に運動をする。矛盾しているようですが、負のループから抜け出すため思い切って始めましょう。
 
筋トレはハードルが高いと言う方はまずウォーキングやストレッチなどから始めてみてはいかがでしょうか?きっと気分が良くなり、ぐっすり眠れて、前日より活動的になれるはずです。
 
 
 
まとめ
 
▪️先延ばしにしてしまうのは、精神的疲労やストレスが原因かもしれない。
 
▪️運動不足や睡眠不足など乱れた生活習慣は、精神的疲労・ストレスを引き起こし、新しい行動を起こせないようにしてしまう。するとさらに生活が乱れ、負のループに陥る。
 
▪️運動を始めることで、気分は安定し、睡眠の質が向上。精神的疲労、ストレスは軽減し、活動的なれる。
 
▪️疲れているからと先延ばしにせず、まずはウォーキングなどの軽い運動から始めることで、負のループから抜け出せる。
 
 

順調に続いていたのに…気づけば運動やめていた

こんにちは。トレーナーの金物谷です。
毎日暑いですが、夏バテしていませんか?食欲がなくなると、比較的食べやすい炭水化物だけになりがちですよね。

栄養が偏りやすいので、注意してくださいね。必要な栄養が不足すると、さらに元気がなくなりますので。

 
私は、TVのミスタードーナツ人気ランキングをみて食べたくなったので、仕事終わりに買いに来てます。
 
チョコファッションとエンゼルクリームが好きです。フレンチクルーラーとかポンデリングとかシンプル美味しいのにチャレンジしようと思いながら、いつも同じものを食べてしまいます(^_^;)皆さんは何が好きですか?
エンゼルクリームはカロリー高そうですが意外と低カロリーです。ドーナツは生地が高カロリーなので、クリーム多めの方が意外と低カロリーなんです。あとはクルーラー系が低カロリー。ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。

本題と全然関係ない話しが長くなりました。
それでは本題に入ります。

 
 
トレーニング、ストレッチを始めて1ヶ月。
「だいぶ慣れてきたし、これからも続けられそう」そう思っていたのに、いつの間かやめていた。こんな経験ありませんか?
しばらく継続できて、習慣化しかけているのにやめてしまう。非常に勿体無いですよね。

この原因のひとつに、「効果を感じない」というのがあると思います。

しばらく続けているのに、体が変わらなければ虚しいですし、やる気が下がるのは当然です。

 
では、なぜ効果を感じないのか?

体に変化を出す場合、最低でも以下の項目は外せません。

✴︎筋トレ、ストレッチの正しいフォーム

✴︎回数×セット数、頻度

よくある間違いとしては
【筋トレの場合】

✖️1日10回を毎日行う
→頻度、セット数の間違い

✖️狙った筋肉を鍛えられていない
→フォームの間違い

【ストレッチ】
✖️1カ所につき大体10秒くらいやっている
→時間とセット数の間違い

✖️すでに柔らかいところを伸ばしている
→伸ばすべき部位の間違い

このように間違ったまま続けてしまい、今ひとつ効果を感じることができずやめてしまう。という流れです。

「今ひとつ変化を感じないし、やってて意味あるのか?」と効果を疑い、不安になると、もう続けることはできません。

だからこそ、正しい知識は必要です。これを地道に続ければ変わると確信があればひとは頑張れます。
そして、体の変化を感じれば、運動が楽しくなり、さらに続けられます。

この変化というのは、

筋肉が増えた。お腹がスッキリした。二の腕、お尻がきゅっと引き締まった。

などイメージされるかもしれませんが、このような変化を出すには時間がかかります。最低でも3ヶ月はかかります。

最初に感じる変化は、以下のようなものです。

前より筋トレがやりやすくなった。
前よりストレッチが痛くない。伸びるようになってきた。

そして、さらに続けると
「体が軽く感じる。息切れしにくくなった」
「体調がよくなった。腰痛、ひざの調子が良い」
「階段、歩くのが少し楽になった。」

といったように日常の中でも感じられるようになります。

努力に対して過度に期待してしまうことも続かない要因になります。これも意外と多いです。

順調に成長しているのに「思ってたより変わらない」とやる気をなくし、やめてしまう。

ダイエットしている方に非常に多いので注意しましょう。実際の体の変化は、あなたが想像した以上にゆっくりです。

だから、このままいけばきっと変わると、信じて地道に続けることが重要です。頑張りましょう。

□筋トレ、ストレッチの正しい方法を知りたい。

□自分の体に必要な筋トレ、ストレッチを知りたい。

□自分ではできない。

と言う方はぜひ当店へお越しください。あなたの体に合わせてメニューを作成し、トレーニング、ストレッチをサポートします。

 
7月のキャンペーンでは、早くも2名のお客様がご入会されています。体の悩みがある方はご相談だけでもお待ちしています^_^

運動が続かないのはなぜ?続く人との違い。

こんにちは。トレーナーの金物谷です。久々の投稿になります。

 

毎日暑いですが、皆さん体調を崩されていませんか?暑すぎて外出がしにくいので運動量も減ってしまいますよね。

 

暑いから仕方ない…と言いたいところですが、家でもできることがあります。できることから少しずつやりましょう。自分のために。

 

 

それでは本題に入ります。

トレーニングにストレッチ。運動は続いたことがない。こんなお悩みをお持ちの方は多いですよね。

 
みなさんはなぜ続かないか考えたことありますか?
 
運動が続かない人は、以下の2つのタイプにあてはまります。
 
3日坊主でやめてしまうタイプ
 
ある程度は続けて、いつのまにかやめてしまうタイプ
 
 
今回は3日坊主でやめてしまう方を解説します。
 
3日坊主の原因は「脳」にあります。私たち人間の脳は変化を嫌う性質があります。
 
現状維持=安全であり、変化=危険・脅威と判断し、変化を避けるためストレスホルモンを分泌します。これが運動など新しい習慣を作る上で妨げになります。 
 
運動の初日は、新しいことを始めることにワクワクし、ドーパミン(快楽ややる気に関わる神経伝達物質)が大量に分泌されるため、運動を苦に感じません。
 
しかし、3日目くらいから、新しい刺激(運動)には慣れ、ドーパミンの分泌量は低下し、ストレスが上回ります。そして、やる気は次第に失われ、やめてしまうわけです。
 
 
この3日坊主を避けるための対策は色々あります。しかし、続けるための小手先のテクニックより重要なことがあります。
 
それは「なぜ運動をするのか?」という根本の目的をはっきりさせておくことです。
 
ここがぼやけていると続きません。あなたが運動をしようと思った理由はなんですか?
 
理由を思い出して、目的をはっきりさせましょう。
 
「体が柔らかくしたいから」
「体力をつけたいから」
「健康になりたいから」
 
これらをもっと具体的にしましょう。
 
 
「10年先も健康で、旅行を楽しめる体でいる」
 
近いところなら
「朝起きた時、体に痛みがない体になる」「サイズアウトした服を再び着られるようにする」など
 
 
ここがはっきりしていると運動が続きやすくなります。
 
最初は「運動しないと…」と思うきっかけがあっても、日が経つにつれて薄れ、忘れていきます。
 
よっぽど運動が好きな人を除き、なんとなくでは運動は継続しにくいのです。くどいようですが目的をはっきりさせましょう。
 
 
お客様の中には、ご両親の介護を経験されたことがトレーニングを始めるきっかけになった方も多いです。
 
「自分の家族(子供たち)に、自分の介護をさせたくない。ずっと自分の脚で歩ける体でいたい」といった目的です。
 
このようなお客様は目的が明確になっており、実際に長く継続されています。
 
あなたが運動をする目的は何ですか?続かないという方は、ぜひ一度考えてみてください。
 
 
 
 

平均寿命と健康寿命の差を埋めるのは「筋トレ」

 
皆さんは平均寿命と健康寿命って知っていますか?
 
医療技術の発達で平均寿命が伸びました。寿命が伸びたのは良いことですが、今問題となっているのは平均寿命と健康寿命の差です。

 
平均寿命とは
「0歳における平均余命」のことで、2019(令和元)年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です[1]
 
健康寿命とは
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています
 
 
平均寿命と健康寿命の差が男性で約9年、女性で約12年となります。
 
日常生活に制限がある、介護が必要な期間が9〜12年もあるということになります。
 
12年間もの間、家族や介護サービスの手助けを借りなければ生活できないということです。
 
・痛みや体力の衰えから、自由に歩けなかったり、着替えやお風呂、トイレを手伝ってもらわないといなといけなかったりするわけです。
 
これは辛いですよね。
だから、できるだけ健康寿命を伸ばす必要があります。健康寿命を伸ばすにあたり、重要なのは運動、食事、睡眠の3つです。
 
今回はこの3つの中でも、運動について話していきます。
 
ここで言う運動は、ウォーキングなどの有酸素運動ではなく、筋力トレーニングです。
 
歳を重ねるごとに筋肉は失われていきますが、失われる筋肉は主に、「速筋」と言われる筋肉です。速筋は瞬発力やパワーを必要とする運動時に使われます。
 
それに対し、有酸素運動のような持久力を必要とする運動時に使われれる筋肉を遅筋と言います。
遅筋は加齢による筋肉喪失の影響を受けにくく、比較的維持されます。
 
※速筋、遅筋と筋肉によって完全に分かれているわけてはなく、筋肉は速筋と遅筋どちらの線維も含んでいます。それぞれの筋肉の役割によって速筋・遅筋の割合が変わります。
 
例えば、太もも前の筋肉である大腿四頭筋は、立ち上がりやジャンプなどパワーを必要とする動作に使われるため、速筋の割合が多くなっています。
 
反対に、姿勢の保持に主に使われるヒラメ筋は遅筋の割合が多くなっています。(弱い力で長く働く必要があるため)
 
 
歳を重ねて、転倒が多くなる理由の一つに速筋の衰えがあります。
つまずいた時、瞬間的に次の一歩がでるか。または姿勢を崩した状態で踏ん張りが効くか。これらは速筋の役割です。
 
健康寿命を伸ばすために、衰えやすい速筋を鍛えられる筋力トレーニングを始めましょう。

 


あなた専用メニューを作るためのこだわり④「バイタルサイン」

当店ではトレーニングの強度を、お客様の疲労感だけではなく、バイタルサイン(脈拍・血圧・呼吸、酸素飽和度)から確認しながら進めます。

 

※計測は必要に応じて行います。

 

計測する目的は

①お客様のカラダの安全のため

②体力に合った強度に調整するため
→「体力がついた」という目安

 

 

①お客様のカラダの安全のため

 

自覚する疲労度はもちろん、血圧・脈拍・酸素飽和度を確認することで、心臓・肺・血管へ過剰な負荷がかかっていないかをチェックでき、安全にトレーニングを進めることができます。

 

・血圧 
高血圧症の方はもちろん、健康な方でも筋トレ時に血圧が下がることもあるため必要に応じて計測します。

 

・脈拍
頻脈(脈が上がりすぎる)、不整脈がないか計測確認します。

 

・酸素飽和度(SPO2%)   
呼吸器疾患がある方、ご年配方は自覚される息苦しさがなくても、酸素飽和度が低下していることがあるので、都度確認します。

 

 

② 体力に合った強度に調整するため

負荷が強すぎる、辛すぎると運動は続きません。かといって負荷が弱すぎても筋肉の成長には繋がりません。

お客様にとって、ちょうど良い負荷をかけるためにバイタルサインは役立ちます

トレーニング強度を調整するために、主観的な疲労感はもちろん大切なのですが、客観的な指標としてバイタルサインは重要なのです。

 
 
 

「体力がついた」という目安として

持久力には2種類あります。
・筋持久力 筋肉を長く動かせる力

 
・全身持久力 長くカラダを動かすため、心臓・肺により酸素を循環させる力
 
 

「おでかけしてもすぐ疲れてしまう」という方は、全身持久力が落ちている方が多いのです。

 

・すぐ息切れする
・動悸がする
・長い距離歩いたらぐったりする

 
筋トレを続けることは、筋力アップはもちろん、全身持久力の向上も期待できます。
 
脈拍や血圧、酸素飽和度は全身持久力の成長指標となります。
 
最初の頃はスクワットで脈拍80回/分→140回/分まで上昇していたのに、120回/分までしか上がらなくなった。など
 
このように全身持久力の向上を確認することができます。

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