これから始めようか迷っている人へ

筋トレは限界まで追い込まないと鍛えられない?

おはようございます。「グレイスフル」トレーナーの金物谷です。

 

6月ごろから育てていた茄子が、最近ようやく収穫できました。息子は食べるのを楽しみにし、毎日水やりを頑張っていたので大喜び。

でも、いざ食べると渋い顔をしていました。「売ってる茄子の方が美味しい」と。皮が少し厚かったみたいです。農家さんはやっぱりすごい!

茄子を育てることでも、問題が発生して解決策を探して色々勉強になります。新しいことを始めるのは刺激があっていいですね。

 

さて、ここから本題です。

当店のトレーニングは「辛すぎない」と表現していますが、これは決して「楽な運動でも筋肉がつく」というような話しではありません。

筋肉量を増やすには、今の筋肉の限界をわずかでも超える刺激が必要になります。

「筋肉に今のままではダメだ。強くならないと。」と思わせる負荷が必要なのです。

 

 

限界を超える負荷とは?

限界を超える負荷と言うと、「日常で持つことのないほどの重さのダンベルで追い込み、鬼の形相で限界からもう1回行う。」みたいなことを想像されるかもしれませんが、そうとも限りません。

今の自分の筋力を超える負荷、日常で筋肉にかかっている負荷を超えるものであれば良いのです。

 

 

【重量】

力の弱い女性であれば、重りなしの自分の体重だけでスクワットを行っても十分負荷になります。【重さ】だけが負荷になるわけではありません。

【回数】

最初は10回で疲れていたものを、12→15回と増やしていくのもそうです。段々回数ができるようになってきたら重りを足すのも良いでしょう。

 

【セット数】

1セットだけやっていたのを、3セットに増やすのも、筋肉を成長させる新しい刺激になります。

このように「限界を超える負荷」といっても、がむしゃらに毎回限界までやるというのが絶対条件ではないということです。

 

 

パーソナルジムで辛い経験をしている人が多いのはなぜ?

それでも、パーソナルトレーニングでは、

・めちゃくちゃ追い込まれてキツかった
・気分が悪くなって吐いた
・辛すぎて動けなくなった

といった経験されている方もいます。これはトレーナーが完全に負荷を間違っています。

筋トレ始めたての方は、心肺機能も高くありません。筋トレは筋肉への負荷はもちろん、心臓や肺といった循環器にも負荷がかかります。負荷量を間違えることで、息切れや動悸がしたり、ひどい場合は、脳への血流が低下し、酸素不足でめまいや吐き気を催すこともあります。

こういったことを防ぐため、当店では以下のような工夫をしています。

・血圧や脈拍、酸素飽和度のチェック

・重量、回数、セット数を体力に合わせて慎重に決める

・トレーニング間にしっかり休憩を取る

・全身使う筋トレ→局所的なトレーニングを入れる

【例】全身トレ:  スクワット
局所的:レッグエクステンション(ひざ伸ばし)

全身の筋肉を使う筋トレは、血流、酸素消費量の必要量も多くなり、心肺への負荷が大きくなります。

体力がなかったり、身体に痛みがある場合などは、局所的なトレーニングを増やすという方法を取ります。全身使う筋トレをやらないというわけではなく、体力に合わせて割合を変えます。

筋トレは決して楽ではありませんが、安全管理した上で行う分には、想像よりは怖い、辛すぎるものではありません。

まずは、隙間時間のスクワットで、自分の限界を超えてみてはいかがですか。これをきっかけに運動を始めていただけたら、私としても嬉しく思います。


順調に続いていたのに…気づけば運動やめていた

こんにちは。トレーナーの金物谷です。
毎日暑いですが、夏バテしていませんか?食欲がなくなると、比較的食べやすい炭水化物だけになりがちですよね。

栄養が偏りやすいので、注意してくださいね。必要な栄養が不足すると、さらに元気がなくなりますので。

 
私は、TVのミスタードーナツ人気ランキングをみて食べたくなったので、仕事終わりに買いに来てます。
 
チョコファッションとエンゼルクリームが好きです。フレンチクルーラーとかポンデリングとかシンプル美味しいのにチャレンジしようと思いながら、いつも同じものを食べてしまいます(^_^;)皆さんは何が好きですか?
エンゼルクリームはカロリー高そうですが意外と低カロリーです。ドーナツは生地が高カロリーなので、クリーム多めの方が意外と低カロリーなんです。あとはクルーラー系が低カロリー。ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。

本題と全然関係ない話しが長くなりました。
それでは本題に入ります。

 
 
トレーニング、ストレッチを始めて1ヶ月。
「だいぶ慣れてきたし、これからも続けられそう」そう思っていたのに、いつの間かやめていた。こんな経験ありませんか?
しばらく継続できて、習慣化しかけているのにやめてしまう。非常に勿体無いですよね。

この原因のひとつに、「効果を感じない」というのがあると思います。

しばらく続けているのに、体が変わらなければ虚しいですし、やる気が下がるのは当然です。

 
では、なぜ効果を感じないのか?

体に変化を出す場合、最低でも以下の項目は外せません。

✴︎筋トレ、ストレッチの正しいフォーム

✴︎回数×セット数、頻度

よくある間違いとしては
【筋トレの場合】

✖️1日10回を毎日行う
→頻度、セット数の間違い

✖️狙った筋肉を鍛えられていない
→フォームの間違い

【ストレッチ】
✖️1カ所につき大体10秒くらいやっている
→時間とセット数の間違い

✖️すでに柔らかいところを伸ばしている
→伸ばすべき部位の間違い

このように間違ったまま続けてしまい、今ひとつ効果を感じることができずやめてしまう。という流れです。

「今ひとつ変化を感じないし、やってて意味あるのか?」と効果を疑い、不安になると、もう続けることはできません。

だからこそ、正しい知識は必要です。これを地道に続ければ変わると確信があればひとは頑張れます。
そして、体の変化を感じれば、運動が楽しくなり、さらに続けられます。

この変化というのは、

筋肉が増えた。お腹がスッキリした。二の腕、お尻がきゅっと引き締まった。

などイメージされるかもしれませんが、このような変化を出すには時間がかかります。最低でも3ヶ月はかかります。

最初に感じる変化は、以下のようなものです。

前より筋トレがやりやすくなった。
前よりストレッチが痛くない。伸びるようになってきた。

そして、さらに続けると
「体が軽く感じる。息切れしにくくなった」
「体調がよくなった。腰痛、ひざの調子が良い」
「階段、歩くのが少し楽になった。」

といったように日常の中でも感じられるようになります。

努力に対して過度に期待してしまうことも続かない要因になります。これも意外と多いです。

順調に成長しているのに「思ってたより変わらない」とやる気をなくし、やめてしまう。

ダイエットしている方に非常に多いので注意しましょう。実際の体の変化は、あなたが想像した以上にゆっくりです。

だから、このままいけばきっと変わると、信じて地道に続けることが重要です。頑張りましょう。

□筋トレ、ストレッチの正しい方法を知りたい。

□自分の体に必要な筋トレ、ストレッチを知りたい。

□自分ではできない。

と言う方はぜひ当店へお越しください。あなたの体に合わせてメニューを作成し、トレーニング、ストレッチをサポートします。

 
7月のキャンペーンでは、早くも2名のお客様がご入会されています。体の悩みがある方はご相談だけでもお待ちしています^_^

運動が続かないのはなぜ?続く人との違い。

こんにちは。トレーナーの金物谷です。久々の投稿になります。

 

毎日暑いですが、皆さん体調を崩されていませんか?暑すぎて外出がしにくいので運動量も減ってしまいますよね。

 

暑いから仕方ない…と言いたいところですが、家でもできることがあります。できることから少しずつやりましょう。自分のために。

 

 

それでは本題に入ります。

トレーニングにストレッチ。運動は続いたことがない。こんなお悩みをお持ちの方は多いですよね。

 
みなさんはなぜ続かないか考えたことありますか?
 
運動が続かない人は、以下の2つのタイプにあてはまります。
 
3日坊主でやめてしまうタイプ
 
ある程度は続けて、いつのまにかやめてしまうタイプ
 
 
今回は3日坊主でやめてしまう方を解説します。
 
3日坊主の原因は「脳」にあります。私たち人間の脳は変化を嫌う性質があります。
 
現状維持=安全であり、変化=危険・脅威と判断し、変化を避けるためストレスホルモンを分泌します。これが運動など新しい習慣を作る上で妨げになります。 
 
運動の初日は、新しいことを始めることにワクワクし、ドーパミン(快楽ややる気に関わる神経伝達物質)が大量に分泌されるため、運動を苦に感じません。
 
しかし、3日目くらいから、新しい刺激(運動)には慣れ、ドーパミンの分泌量は低下し、ストレスが上回ります。そして、やる気は次第に失われ、やめてしまうわけです。
 
 
この3日坊主を避けるための対策は色々あります。しかし、続けるための小手先のテクニックより重要なことがあります。
 
それは「なぜ運動をするのか?」という根本の目的をはっきりさせておくことです。
 
ここがぼやけていると続きません。あなたが運動をしようと思った理由はなんですか?
 
理由を思い出して、目的をはっきりさせましょう。
 
「体が柔らかくしたいから」
「体力をつけたいから」
「健康になりたいから」
 
これらをもっと具体的にしましょう。
 
 
「10年先も健康で、旅行を楽しめる体でいる」
 
近いところなら
「朝起きた時、体に痛みがない体になる」「サイズアウトした服を再び着られるようにする」など
 
 
ここがはっきりしていると運動が続きやすくなります。
 
最初は「運動しないと…」と思うきっかけがあっても、日が経つにつれて薄れ、忘れていきます。
 
よっぽど運動が好きな人を除き、なんとなくでは運動は継続しにくいのです。くどいようですが目的をはっきりさせましょう。
 
 
お客様の中には、ご両親の介護を経験されたことがトレーニングを始めるきっかけになった方も多いです。
 
「自分の家族(子供たち)に、自分の介護をさせたくない。ずっと自分の脚で歩ける体でいたい」といった目的です。
 
このようなお客様は目的が明確になっており、実際に長く継続されています。
 
あなたが運動をする目的は何ですか?続かないという方は、ぜひ一度考えてみてください。
 
 
 
 

「また続かないかも…」と不安な方へ。なぜ当店では続くのか?

 

 

 

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筋トレしないといけないし、パーソナルジムには興味はあるけど、もう一歩踏み出せない。あなたの場合はどうでしょうか?

パーソナルトレーニングを始める時、大半の方は決断に時間がかかります。

・面倒くさい
・別に今でなくてもいいか  
・今忙しいし 

とかやらない理由を色々考えてしまいます。パーソナルジムに通うとなると時間も労力もお金もかかるので慎重になるのも当然のことです。先延ばしにしたくなる気持ちもわかります。

実際にお客様の中にも、チラシをみて「そろそろ行かないとな」と思いながら1年経過し、1年後に来店される方もいるぐらいです。

 

でも、始めるのは早い方が良いという事実は変わりません。何もしないままでは、体力の衰えは進む一方です。体力が落ちるほど、戻すのに時間がかかります。(戻すのには落ちるスピード以上に時間がかかります。)

 

 

決断できない一番の理由は?

「また続かないんじゃないか…」という不安がある方が多いと思います。

・フィットネスジムを短期間でやめたり、
・YouTube見てはじめたけど、3日坊主だったり

続いた経験がないと不安になるのも無理ありません。実際トレーナーである私もフィットネスジムを3ヶ月でやめた経験があります。確かに運動はなかなか続かないものです。

でもご安心ください。当ジムならおそらく続けられます。大体10人中8人以上は年単位で長く続けられます。

 

実際に当店のお客様の例をご紹介すると、

◾︎今まで2〜3のジムを短期間でやめてしまった方は4年継続

◾︎運動が苦手でほとんどやったことがない方も3年継続

◾︎94歳の方は、90歳の頃から4年継続されています。

↓94歳のお客様トレーニング風景

 

なぜ当店だと続けられるのか?

みなさんは続かない理由を考えたことはありますか?また、大半の方は運動が続かないのに、なぜ当店のお客様は年単位で長く運動を続け、カラダを成長させられているのか?

続かない理由と併せて解説していきます。

 

 

筋トレは、トレーニング選び、トレーニングフォーム、重量、回数、セット数など考えることが多いです。そして、正しく行わないと十分な効果がでません。

筋トレ初心者のほとんどの方が、自分が今やっていることが正しいか分からない状態だと思います。
ジムに行く時間をとって、しんどい思いをして頑張っているのに、これがちゃんと効果があるのかわからない。こんな手探りの状態でモチベーションを保って、筋トレを継続するのは難しいです。

 

◆当店だと続けられる理由
これがパーソナルジムなら、トレーナーに任せるだけです。姿勢や柔軟性、筋力のバランスをみて、あなたのカラダの特徴をつかみ、カラダに合ったトレーニングを選択します。そして重量や回数、セット数まで細かく決めていきます。

難しいことは全部任せて、トレーニングに集中するだけです。やればカラダが変わると思えれば、モチベーションも続きます。これが続く理由1つ目です。

 

 

運動は基本的に辛いものですが、パーソナルジムだとさらに追い込まれてしんどい。こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実際に当店のお客様からも「前に通っていたパーソナルジムは毎回しんど過ぎて吐いていた」という話しも聞きます。これは負荷の調整を完全に間違っているのですが、実際にあることのようです。

当店のトレーニングでは、絶対にこのようなことはありません。楽とは言いませんが、決して辛過ぎません。でもしっかり効果は出ます。

 

そもそも筋トレの辛さとは?

①動悸や息切れによる辛さ

これは、トレーニングで使う筋肉にたくさんの酸素や栄養を送るためのものです。酸素を取り込むために呼吸数増やして、それらを循環させるため血流量を増やし、心拍数が上がるわけです。

②筋肉の疲労、微細な損傷による辛さ

筋トレの負荷で筋肉に小さな損傷が起こったり、代謝物によって疲労を感じます。使ってる筋肉のだるさ、痛みを感じます。

例えば、重量を足してスクワットを行った場合、下半身への疲労感はもちろん、息切れもします。このように2つの辛さが重なるとかなり辛く感じます。

筋力アップに必要なのは筋肉の刺激
息切れするような全身の疲労は筋肉の成長には直接関係ありません。そして、筋肉の疲労や、痛みだけなら比較的耐えられます。

そのため、息切れを極力起こさず筋肉を刺激し鍛えていくのが、辛過ぎないコツです。体力のない初心者にはおすすめです。

 

 

辛すぎない筋トレのコツ

コツ1 全身を使う筋トレを少し減らす

スクワットなど多くの筋肉を使う筋トレは、その分多くの酸素や栄養が必要なので、呼吸や心拍数が上がります。反対に1部位だけ動かすような筋トレ、例えば、スクワットと同じ太もも前を鍛えるレッグエクステンションの方が息切れも起こりにくくなります。 そのため、体力がない内は全身を使うトレーニング量を減らしたり、少し軽めに行ったり調整します。※もちろんスクワットなど全身トレーニングにしかないメリットもあるので行いますが、調整を行います。

 

 

コツ2 重量を上げて回数を減らす

重くするとより辛くなるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。高重力×低回数の方が息切れはおこりにくく、中重量で回数を多く行う方が息切れが起こり辛くなりやすいです。

 

 

コツ3 休憩を長く摂る

セット間の休憩をしっかり取ることで、息切れ、動悸は起こりにくくなります。

 

 

コツ4 不要な追い込みを行わない

 「限界を迎えてからのラスト3回」といったような最後の追い込みです。これは必ずしも必要だとは思いません。初心者の方の筋力アップは、追い込みなしでも十分可能です。当店では、無理な追い込みを、不要な追い込みは行いません。 トレーニングを重ねて慣れてくると、徐々に全身持久力もついてきます。そうなってきたら負荷を足していきます。

 

ここまで、運動を続けやすい理由について話してきましたが、決して楽というわけではありません。筋肉をつけるには、今の筋力を越える刺激を与える必要があります。このルールは変わりません。辛過ぎないとは言え、それなりの負荷には耐えなければいけません。

 

それでもみなさんトレーニングが続いているのは、自分のカラダの成長を実感できているからだと思います。 前より体力がついた。カラダが軽くなった。引き締まってきた。などカラダが変わってくると嬉しく、頑張ろうとやる気が湧いてきます。 だから、続くか分からないと不安な方もまず一度体験を受けてみてください。意外と楽しいと思えるかもしれません。

 

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【まとめ】迷っている方に絶対読んでもらいたい記事

「トレーニング経験ゼロ」「運動が苦手」「ジムに通ったり、自分でやってみたけど続かなかった」という人にとって、新しくトレーニングを始めることは、少しハードルが高く感じるかもしれません。

 

筋トレは素晴らしい効果をもたらしてくれます。特に40歳以上の女性に必要なものであることは間違いありません。

ここでは、「まだ迷っているという方が一歩を踏み出せるよう」書いた記事をまとめています。

 

 

■継続のコツ・モチベーション

 

筋トレ初心者が「自分で筋トレできない」のはなぜ?

 

筋トレは誰でも続けられる。習慣化のカギは…

 

あなたが「始められない・続けられない」のは〇〇〇のせい

 

「周りに認められたい。そして自分を好きになりたい。」なら筋トレするべき

 

「あきらめないで」筋トレをやめても筋肉はよみがえる!

 

理想の体は「短期」の「本気」じゃなく、「長期」の「根気」で手に入る!

 

筋トレ初心者必見!自宅での筋トレを効果的にするには

 

筋トレ初心者が「自分で筋トレできない」のはなぜ?

 

 

■筋トレのメリット&放置する危険性

「やっぱ筋トレするべきだな」と思う筋肉が増えるメリット5つ

 

「気分が落ち込む。」更年期症状に悩む女性には筋トレがベスト

 

たった週1回の筋トレで、将来の寝たきりを予防できる?!

 

運動機能の低下・転倒は高齢者だけの問題じゃない

 

50歳を超えたら骨粗鬆症予防を始めるべき。

 

50歳超えると「骨密度が高い」=安心ではない理由

 

体脂肪が増えるデメリットは見た目だけじゃない!

 

 

■痛み・筋力低下

放っておいてはいけない!関節の腫れが筋力低下の原因?

 

ひざが痛むけど…運動するべき?安静にするべき?

 

ひざ痛は放置してはいけない!!初期から始める対策

 

そのフォーム、ズルしてない?トレーニング効果を下げる代償動作について

 

その腰痛、ローカル筋の機能不全が原因かも…

 

お尻の筋肉を鍛える機能的メリット

 

その他

「飲むだけで筋肉が増える」なんて広告は無視するべき

 

 

■食事管理

一生続けられる健康的な食事

 

食欲に負けない自分の作り方

 

当店で行なっている食事管理をご紹介!

 

【賢い外食】最近全然料理してないという方に

 

痩せたい人は知っておくべき【食事制限なしの筋トレだけ】は勿体無い


放っておいてはいけない!関節の腫れが筋力低下の原因?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーのカナモノヤです。
 
今日はまたひざに戻って記事を書いていきます!
 
さっと内容だけ知りたい方に
【この記事のまとめ】
①ひざの変形や痛みがあると大腿四頭筋が筋力低下を起こしやすい
 
②原因は、動かさないことで起こる【廃用性筋力低下】のほか、痛みや関節の腫れにより起こる【反射性筋力低下】が関係している。または関節原性筋力低下
 
③関節にずっと痛みがあったり、水が溜まっているようなら、放っておかず整形で治療をしてもらうべき!その上で筋トレをして筋肉をつけることが進行予防になる。
 
 
 

ひざに変形や痛みがあると、太もも前にある大腿四頭筋、なかでも内側広筋という筋肉が萎縮しやすいと言われています。

これは、運動量の減少が原因となり筋力低下を起こす【廃用性筋力低下】が関係していますが、それだけではなく別の要素が関係していると言われています。

 
皆さん知ってましたか?
筋力低下というと動かさないから起こるものだと思いますよね。実はそれだけじゃないんです。

もう一つの要素が、【反射性筋力低下】と言われるもので、主に「痛み」によるもの、損傷や炎症による「関節腫脹」によるものがあると言われています。順に説明していきます。

◆痛みが筋肉の働きを抑え、筋力低下を起こす
関節からの持続的な痛み刺激は、周辺の筋肉にブレーキをかけてしまい筋力低下、そして筋萎縮を起こしてしまいます。ひざの場合、抑制は大腿四頭筋にかかります。

これは、意識的なものじゃなく無意識で起こることです。痛みのある部位を守ろうとする体の自然な反応といえます。

◆関節腫脹が筋肉の働きを抑え、筋力低下を起こす

変形性関節症によくみられる関節液が溜まった状態※や、靭帯・半月板損傷後の急性の腫れにより起こります。

※関節水腫といいます。 ひざに水がたまるというやつです。

少し詳しく書くと…
すべての関節は関節包という袋で覆われており、一定量の関節液が入っています。炎症を起こすと関節液はより多く作られ、吸収が間に合わず関節には関節液が溜まり、腫れた状態になります。
すると、関節包内部の圧が高まった状態になります。それに加え、大腿四頭筋の収縮はさらに関節包内部の圧を高めてしまいます。

 

それらを防ぐために、関節包を含むひざ周辺組織に多くあるセンサーが感知して、大腿四頭筋の働きを抑制するといったメカニズムです。
働きが抑えられると筋力低下、筋萎縮へとつながります。大腿四頭筋のなかでも内側広筋という内側の筋肉が影響を受けやすいと言われています。

これらを「関節原性筋力低下」といいます。

【引用】
関節損傷や炎症性関節では筋活動が大き
く抑制されるとし,本現象を「関節原性筋力低下」または関節原性筋力抑制と称した。

変形性ひざ関節症の進行予防には、筋力維持は重要で、筋トレを行う必要性は間違いなくあります。
しかし、それ以前に関節の腫れがあるなら、整形を受診し、関節液を抜くなどDr.の処置によるひざのケアも大切です。

 


グルコサミン・コンドロイチンってほんまに効くの?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
今日は「グルコサミン・コンドロイチンって効果あるの?」というテーマで書いていきます。
このテーマで調べていて面白い論文をみつけたので参考・引用させて頂きました。
 
ひざ痛といえば、グルコサミン・コンドロイチン関連のたくさんの商品名が思いつきます。それくらい売れているんでしょうか。
 

国際変形性関節症学会(OARSI)の治療ガイドラインには, 変形性関節症に対する様々な治療の有効性が効果量として数値化されています。
そこで、グルコサミンとコンドロイチンは

グルコサミン      0.58
コンドロイチン  0.72

※ 0.2は小さい効果,0.5は中程度の効果,0.8は大きい効果だと判断できるようです。
OARSIではどちらも中程度以上の効果があると認められています。

しかし、グルコサミンやコンドロイチンが関節痛や進行予防に有効だとする研究結果を疑問視する声が沢山でています。

グルコサミン、コンドロイチンの効果としては
❶ひざ関節の痛み改善
❷ひざ関節裂隙の狭小化抑制
という2点で討論されてましたが、この記事では❶痛みについて

【グルコサミン・コンドロイチンの関節痛に対する効果】について書いてあるところをみると、

【引用】
OARSI(Osteoarthritis Research Society International)ガイドライン 5) において記述されているメタ解析結果を紹介する.

3846 名の被験者を含む 20 試験のメタ解析では,コンドロイチン硫酸塩による痛み緩和効果は,効果量 0.75(95% CI, 0.50, 0.99)(効果中)であり,中 から大の効果を示した.しかしながら、この結果にはコンドロイチン硫酸塩の効果を引き上 げてしまうような出版バイアスの証拠が確認され,また各結果には一貫性が無く不均質であ った.高い質の試験に制限して解析した場合に は,効果量が 0.005(95% CI, − 0.11, 0.12)(効 果無し~僅か)となり,有意な痛み改善効果は 無かったことが報告されている.

※出版バイアスとは
否定的な結果を得た研究が肯定的な結果を 得た研究に比べて公表あるいは出版されにくい事により生じる偏り

※上記は読まなくてもOK!

簡単に説明すると
❶良い結果が出なかった研究は表にでてきにくいため、良いデータばかりが集まる。

❷「すごく効果があった」という研究と「ほとんど効果がなかった」という研究、各研究の結果に大きな差があった。メタ解析ではデータを統合・分析するため、飛び抜けて高い結果が、低い数値を引きあげてしまう。

そして、「すごく効果があった」と結果を出した研究は、研究の質が低く参考にならない可能性があった。ここでいう研究の質というのは、被験者の数などになるんだと思います。
★質の高い研究結果にだけ絞って分析すると、効果なし〜僅かだった。

グルコサミンの効果に関しても有効とは言えないようです。

上記以外にも
・研究に資金提供している販売企業(スポンサー)に有利になるような偏りが研究結果に生じる。などもあるようです。

【結論】
グルコサミン・コンドロイチンの関節痛改善効果は疑わしい。

 
研究結果だけみると有効だが、
・研究がフェアなのか?スポンサーとの利益関係
 
・研究が正しく行われていない
規模や方法など。
 
・結果の集まり方に偏りがある。
良い結果しか表に出ない。
 
などが理由として挙げられます。
 
 
関節裂隙の狭小化抑制に関しては、この記事では省略していますが、全く効かないわけではなさそうですが、飲み続けても効果は小さいようです。
 
やはりこのようなサプリは、補助として考えるべきで、飲んだらひざは良くなるとあまり期待しすぎないほうが良いです。
プラセボ効果といって、思い込みの力によって症状が一時改善することもありますが、根治にはなりません。ほかの手段を疎かにしないように。
 
そのことは忘れないようにしましょう!
 
【参考・引用】
関節痛に対するコンドロイチンおよびグルコサミンの有効性
Effects of glucosamine or chondroitin in patients with knee osteoarthritis
和田佳子 1,和田侑子 1,石井文由 1*

ひざが痛むけど…運動するべき?安静にするべき?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
「ひざが痛くても動かないといけない。」

それとは反対に「ひざが痛いときは安静にするべき」という意見

両方耳にするけど、結局どっちが正しいの?

こんな疑問をお持ちの方は多いと思います。

先に答えを言うと、「急性期の炎症が強い時期は積極的な運動は行わず、落ち着いてからどんどん運動を行うべき。」です。

まずは、積極的な運動を行わないほうが良い時ってどういうとき?

【急性期の炎症症状】4つの徴候
・腫脹 (はれる
・熱感 (熱を持つ
・発赤 (皮膚に赤み
・強い痛み

ひざに限らずですが、基本的にこのような症状がみられたら積極的な運動は避けるべきです。
とは言っても、強い痛みを伴うので運動する気にはならないと思いますが…

変形性膝関節症の場合、進行すると関節内に水が溜まってひざが腫れぼったくなったり、患部に軽く熱があるということはよくあります。急に症状がでてきた場合を除いて、そのほとんどが慢性的なものなのでどんどん動いて大丈夫です。

 
反対に「ひざが痛くても動かないといけない。」というのは

・急性期を過ぎ、炎症が落ち着いた時
この時期からは積極的に筋トレをなどの運動を行うべきです。

 

運動を行うべき理由は「痛みの悪循環」を避けるため

「痛み」→「活動量低下」→「 筋力低下・ひざ関節可動域制限・体重の増加 」→「変形の進行」→「痛みの増悪」

※可動域制限  ひざが曲がらない、もしくは伸びない状態
「痛いから動かない。」という選択をすると、上記のような悪循環に陥ることになります。

この悪い流れを断ち切るためには、痛みがあっても急性期でなければ、積極的に運動を行う必要があります。

★適度に動くことで、ひざ関節周辺組織への血流がアップし、関節内の老廃物を流してくれたり、関節内組織へ栄養が行き渡りやすくなると言われています。

 
ウォーキングはオススメしない
誰でも手軽に行えるため、選択されやすいウォーキングですが、個人的にはおすすめしません。
 
 
【おすすめしない理由】
 
1、歩行はひざへの負担が大きい

歩く動作では、必ず片脚で体重を支える時期があります。

片ひざにかかる負担は体重の3倍と言われており、60kgの方の場合、片ひざに180kgかかることになります。

体重がひざ関節の中心に乗っていれば問題はありませんが、内反変形(O脚)したひざ関節では、関節の内側に負荷が集中します。これは変形を助長します。
 
・すでにひざに痛みがある時点で、「脚のアライメント(骨格の配置)や、歩き方に異常を来している。」と言えます。
 
 
2、関節への負荷が大きい割りにメリットが少ない
 
・ウォーキングでは筋力UPは難しい。
(筋力低下がみられる高齢者を除いて)
 
・有酸素運動目的なら膝に負担をかけない方法がいくらでもある。
水泳や水中ウォーク、屋内エアロバイクなど
 
 
「筋力をつけるために、歩きなさい」と指導されることがあるようですが、それは間違いです。
筋力をつけるためには、筋トレの方が効率が良いですし、より安全に行えます。
 
 
筋トレも間違って行うと関節に負担をかけてしまうことがあります。
負担をかけずに行う方法をまたご紹介できたらと思っています。
 
 

 


早い方が絶対良い!変形性膝関節症を予防する。

こんにちは。
大阪市阿倍野区にある女性向けパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 

昨日は変形性膝関節症の危険因子や初期症状、そして早めの予防が大切だと言うことをお伝えしました。

今日はどのように予防するのかについて書いていきます。

先に答えを言うと、非常にシンプル「筋力をアップすること。」
 
でしょうね。という感じでしょうか?

まぁそう言わず、詳しく見ていきましょう!

知ってた?変形性膝関節症にはタイプがある

◆ひざが内反(O脚)変形していく内側型
◆ひざが外反(X脚)変形していく外側型

それぞれ膝関節の内側、外側が圧迫されストレスがかかることで半月板や関節軟骨が摩耗、損傷し変形していきます。

ちなみに、内側型が多いです。

 

解決策の前に…
ひざの内反変形を理解する
ひざの内反変形を理解するのに、ミクリッツ線(下肢機能軸)というものが役に立ちます。
分かりやすい画像があったので、お借りしました。
 
 
 
ミクリッツ線とは?
大腿骨頭と足関節を結んだラインで、簡単に言うと、立位での体重がかかるラインになります。
一般的に、このライン、つまり体重は膝関節の中央もしくは、わずかに内側を通ると言われています。

しかし、O脚だと膝関節の中心より、内側に体重がかかることになります。
すると、膝関節が外に離れていく方向=内反方向に力がかかります。

 

最初は小さな力であっても、日常で繰り返されることで、膝関節の内側に圧縮力がかかり、関節軟骨はすり減り、変形は徐々に進行します。厄介なのが変形が進むにつれてより内反方向への力は強くなっていくことです。

 

それらの外部の力に対し、膝関節を安定させる要素として、筋肉の働きが重要となります。

変形性膝関節症の進行に関わると考えられる筋肉

❶膝関節への衝撃吸収作用や、関節安定作用を持つ筋肉としてよく知られる【大腿四頭筋】という太もも前にある筋肉です。

この筋肉は名前の通り4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)からなります。

変形性膝関節症が進行し痛みがでることで、「関節原生筋抑制」という筋肉にブレーキがかかった状態となり、大腿内側にある内側広筋が特に萎縮して(痩せて)しまうということがわかっています。

大腿四頭筋の筋力を維持、向上させておくことは、関節内側への負荷を軽減し、進行予防のために重要となります。

 

❷片脚立ち動作時に、骨盤を水平に安定させる股関節外転筋群(中臀筋・大臀筋などお尻にある筋肉)が関与していると考えられています。

日常生活では、歩く時や階段昇降時など、片脚で体重を支える場面が多くあります。この時に、股関節の外転筋群がうまく働かないことで、対側の骨盤が下がり身体重心が膝の中心から、より内側に偏ってしまうことで、膝関節に内反ストレスがかかると考えられています。

ちなみにこの筋群が弱くなることで、ふらつきやすくなるなど、転倒とも関係してくるので早めに鍛えておきたい筋肉ではあります。

いかがですか?少し専門的なところもあり分かりにくかったかもしれませんが…

 
変形予防のためにできることは、ひざにストレスをかけないようにジッとしておくことではありません。
膝の痛みが悪化しない範囲で、しっかり動いて鍛え、筋力をアップしていくことが大切です。痛みがない間から始めるのがもちろん理想的ではありますが、遅すぎるなんてことはありません。
 

ひざ痛は放置してはいけない!!初期から始める対策

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
今日は変形性膝(ひざ)関節症についてです。

50歳以降増える運動器疾患、なかでも変形性膝関節症は、要支援・要介護原因の上位で、健康寿命を下げる大きな問題となっています。

厚生労働省によると
“変形性膝関節症の患者数について、自覚症状を有する者は約1,000万人、潜在的 な患者(X線診断による患者数)は約3,000万人と推定されている。”(1
 
日本人は正座やしゃがみ動作も多いため、他国よりも罹患率が高いと言われています。
 
 
ひざの衝撃吸収の役割を果たす「関節軟骨」がすり減っていきます。炎症を起こすことで、痛みが出たり関節内に水が溜まっていきます。
ひざの可動域が制限されたり、体重をかけるとひざが痛むようになり、歩いたり・階段の昇り降りが難しくなります。
 
 
 
まず、
どのような因子が変形性膝関節症の危険因子となるのか?
 
※膝OA=変形性膝関節症
“膝 OAの誘因となる要因は,生物学的,生化学的, 免疫学的そして力学的要素からなり,おそらくこれらが複合的に関与する.それらを分類すると,全身的要因と膝関節への局所的要因とに分けられる。
 
全身的要因としては,年齢や性,そして遺伝的素因がある.
 
関節軟骨への過剰な力学的負荷は膝関節への局所的要因となり,それはさらに大きく 2 つ に分けられる.
1 つは前十字靱帯損傷や半月板損傷などによる関節の安定性破綻によるものと,肥満などによる関節への慢性的な過剰な力学的負荷によるものである”(2
 
 
【変形性膝関節症の危険因子】をまとめると以下のようになります。
 
「全身的要因」
・遺伝   ・加齢  ・女性
 
「局所的要因」
・肥満  ・筋力の衰え  
・O脚、X脚といった下肢の変形  
・半月板や靭帯損傷の既往
 
 
初期症状の段階で進行を遅らせる
関節軟骨は、再生能力が非常に低く、一度損傷してしまうと元には戻りません。
そのため変形の初期症状が現れた段階から対策を打ち、進行を遅らせることが重要となります。
 

【初期症状】
・朝起きた時や、しばらくじっとした後の動き始めにひざに違和感、痛みがでる。

・歩くのは痛みがないけど、立ち上がりや階段で痛む

・正座をすると痛む

このような症状から始まることが多いです。整形外科に行ってレントゲンを撮っても、初期の変化を見極めることは難しく、そのまま見過ごされていることも多いようです。

 
 
進行してしまうと、外科的治療しか手段が無くなってしまいます。つまり人工ひざ関節を入れることになります。
 
理学療法士として勤務していた病院は、人工ひざ関節の手術が多く、術後の患者さんを担当することが多かったのですが、退院時・退院後にも痛みが残っていたり、完全にひざが伸びない、曲がらないという方もたくさんいました。
 
手術をしたからといって完全に良くなる訳ではないんです。術前のひざの状態が悪い方ほど苦労していた印象があります。
 
歳だからひざが痛むのは当たり前と放置していてはダメです。
「初期症状の段階で進行を遅らせるにはどうすれば良いか」についてはまた明日以降書いていきます。
 
【参考・引用】
(1  介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書  
(2  変形性膝関節症の病態・診断・治療の    最前線
 

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