こんにちは。トレーナーの金物谷です。久々の投稿になります。
毎日暑いですが、皆さん体調を崩されていませんか?暑すぎて外出がしにくいので運動量も減ってしまいますよね。
暑いから仕方ない…と言いたいところですが、家でもできることがあります。できることから少しずつやりましょう。自分のために。
それでは本題に入ります。
トレーニングにストレッチ。運動は続いたことがない。こんなお悩みをお持ちの方は多いですよね。
みなさんはなぜ続かないか考えたことありますか?
運動が続かない人は、以下の2つのタイプにあてはまります。
・3日坊主でやめてしまうタイプ
・ある程度は続けて、いつのまにかやめてしまうタイプ
今回は3日坊主でやめてしまう方を解説します。
3日坊主の原因は「脳」にあります。私たち人間の脳は変化を嫌う性質があります。
現状維持=安全であり、変化=危険・脅威と判断し、変化を避けるためストレスホルモンを分泌します。これが運動など新しい習慣を作る上で妨げになります。
運動の初日は、新しいことを始めることにワクワクし、ドーパミン(快楽ややる気に関わる神経伝達物質)が大量に分泌されるため、運動を苦に感じません。
しかし、3日目くらいから、新しい刺激(運動)には慣れ、ドーパミンの分泌量は低下し、ストレスが上回ります。そして、やる気は次第に失われ、やめてしまうわけです。
この3日坊主を避けるための対策は色々あります。しかし、続けるための小手先のテクニックより重要なことがあります。
それは「なぜ運動をするのか?」という根本の目的をはっきりさせておくことです。
ここがぼやけていると続きません。あなたが運動をしようと思った理由はなんですか?
理由を思い出して、目的をはっきりさせましょう。
「体が柔らかくしたいから」
「体力をつけたいから」
「健康になりたいから」
これらをもっと具体的にしましょう。
「10年先も健康で、旅行を楽しめる体でいる」
近いところなら
「朝起きた時、体に痛みがない体になる」「サイズアウトした服を再び着られるようにする」など
ここがはっきりしていると運動が続きやすくなります。
最初は「運動しないと…」と思うきっかけがあっても、日が経つにつれて薄れ、忘れていきます。
よっぽど運動が好きな人を除き、なんとなくでは運動は継続しにくいのです。くどいようですが目的をはっきりさせましょう。
お客様の中には、ご両親の介護を経験されたことがトレーニングを始めるきっかけになった方も多いです。
「自分の家族(子供たち)に、自分の介護をさせたくない。ずっと自分の脚で歩ける体でいたい」といった目的です。
このようなお客様は目的が明確になっており、実際に長く継続されています。
あなたが運動をする目的は何ですか?続かないという方は、ぜひ一度考えてみてください。