これから始めようか迷っている人へ

たった週1回の筋トレで、将来の寝たきりを予防できる?!

こんにちは。グレイスフル帝塚山 トレーナーの金物谷です。

 

介護が必要になる原因のうち、実に半分以上は“筋トレで予防できる”。

そう聞くと、少し意外に思われるかもしれません。でもこれは、最新の研究でもはっきりと示されている事実です。

 

年齢を重ねても、自分の足で立ち、好きなことを楽しめる体を保つ――その鍵は、“筋トレ”にあります。」

 

生活習慣病が増えている背景

脂っこいもの・甘いものの食べすぎ、

運動不足、過度な飲酒や喫煙…。

こうした生活習慣の乱れによって、健康を脅かす「生活習慣病」は年々増加しています。

その中でも特に注意が必要なのが、**心血管疾患(脳卒中・心筋梗塞など)**です。

心血管疾患は、すべての介護原因の20%以上を占め、

さらに65歳以上女性の死亡原因の第1位にもなっています。

心血管疾患とは?

動脈硬化によって血流が悪くなり、

細胞へ酸素や栄養が届きにくくなることで起こる病気です。

大きく3つのタイプに分けられます。

  • 心臓の血管: 狭心症・心筋梗塞
  • 脳の血管: 脳梗塞
  • 末梢の血管: 下肢の血管閉塞など

筋トレで心血管疾患を予防できる

「生活習慣病予防といえば有酸素運動」と思われがちですが、

近年の研究では、筋トレ(レジスタンストレーニング)にも同様の効果があることが分かっています。

たとえば、

週に60分ほどの筋トレを行うだけで、心筋梗塞や脳卒中のリスクを有意に低下させる可能性があると報告されています。

また、週1〜3回・60分未満でも、何もしていない人に比べて発症リスクが40〜70%も低かったという研究もあります。

介護原因の約半分を筋トレで予防できる

介護が必要になる主な原因の上位は次のとおりです。

  • 運動機能の低下(衰弱・転倒・骨折など)…約30%以上
  • 心血管疾患(脳卒中・心筋梗塞など)…約20%

これらを合わせると、介護原因の50%以上が「筋トレで予防できる」と言われています。

まさに筋トレは、“将来の健康保険”とも言えるのです。

未来のために、いま始める

当店にも、50代のうちから「介護予防を意識して」筋トレを始められる方が多くいらっしゃいます。

将来を見据えて、早めに取り組む姿勢は本当に素晴らしいことです。

とはいえ——

「今、特に体に不安がない」「介護なんてまだ先の話」と思うと、

なかなか行動には移しにくいですよね。

将来のため、という“遠い目標”だけでは、モチベーションを保つのが難しいのです。

続けるためのコツ:「小さな目標」を重ねる

大きな目標(例:一生介護のいらない体)を持ちつつ、

**「近い未来に達成できる小さな目標」**を設定するのがおすすめです。

たとえば…

  • 夜に少しだけスクワットをする
  • できなかったトレーニングをできるようにする
  • まずは1ヶ月続けてみる
  • お尻を引き締める、二の腕をスッキリさせる

小さな成功を積み重ねることで、「できた!」という自信が生まれ、

それが継続のエネルギーになります。

最初の一歩を、今日から

将来の健康を守るために、

そして「今」をより快適に過ごすために——

まずは小さな一歩を踏み出してみませんか?

※なお、筋トレは認知症予防にも効果があると報告されています。

(認知症は全介護原因の約18%を占めます。)

🕊️まとめ

  • 筋トレは生活習慣病・心血管疾患の予防に効果的
  • 介護原因の半分以上を筋トレで予防できる可能性
  • 「将来の健康×今の快適さ」を両立するのがポイント

筋トレは誰でも続けられる。習慣化のカギは…

こんばんは。

大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルジム

gracefulトレーナーの金物谷です。

 

みなさんは「今日から〇〇続けるぞ!」と奮い立ち、習慣化していることはありますか?

 

繋ぎを考えるのが途中で面倒になってしまったとき「いきなりですが」を多用する。笑

いきなりですが、筋トレは短期間で効果はでません。自分で筋トレを始めた方の多くは、効果がでるまでにやめてしまいます。

筋トレを長く続けるには、コツがあります。それは「筋トレを習慣化する。そしてそのために環境を整える」ことです。
簡単なことですが、たくさんの習慣を持ち色んな成果を出している人の共通点でもあります。

「今まで何度も筋トレを挫折している。続けられない」という女性のための記事です。

「根性が足りない。努力が足りない」なんて古いです。意思とは関係ありませんので安心して下さい。誰でも続けられます。

 

参考にして頂けると嬉しいです。
と、その前に

 

まず筋トレって

どれくらいの期間頑張ればいいの?

答えは、

基本的に週2ペースで、だいたい1ヶ月続けると筋力アップが起こります。
開始時より力がでるようになりますが、この時点では筋肉は増えていません。

※筋トレを始めて、いきなり筋肉が増えるわけではなく、最初は筋肉に命令を出している神経系の発達が起こり力がでるようになります。

そして、2〜3ヶ月継続することで筋肉量がアップします。(個人差はかなりありますが。)

このように、筋トレは効果がでるまで時間がかかるため、根気よく続ける必要があります。
変化が出だす2-3ヶ月といった短期間ではなく、もっと長いスパンで考えるべきです。
先が長いと「しんどい…」思うかもしれませんが、安心して下さい。

やった成果がみえれば、
モチベーションは上がります。
少し楽しくなります。
そして、続けやすくなります。
筋トレにハマる人は意外と多いです。

このようにモチベーションを上げてくれる
【成果】をだすためには、筋トレを【習慣】にする必要があります。

そして、難しいとされる習慣化するカギは【環境】を整えることにあります。

「成果→習慣→環境」

成果を出すための習慣化のカギは「環境」を整えること。

ここでは僕も実践している3つの方法をご紹介します。環境といっても空間的な環境だけではありません。

☑︎習慣を細分化しハードルを下げる。簡単にできる行動にする。

これは本か何かで知った方法ですが、習慣にしたい行動を細かく分けて、誰にでも簡単にクリアできるレベルまで下げるというものです。

例えば、スクワットを15回×4セットを習慣化したい場合、

❶筋トレを行う部屋まで移動
筋トレをする部屋を決めておくと良いです。集中できる何もない部屋が理想。

❷必要な器具があれば事前に準備しておく。
❸1種目に絞りフォーム確認を数回だけ行う。
❹1セットだけ行う………というように分けていきます。

今日はやりたくないな…と思っても「部屋に入れば習慣クリア」とハードルを下げておけば気が楽ですよね。入るだけでいいんですから。
でも、何もない部屋に入ったらほとんどの人がやると思います。

逆に続かないのは、最初から張り切り過ぎて、スクワット7セットに腕立てやるパターンです。

☑︎自分の習慣化を邪魔してるのは何かを知り、それを徹底的に避ける。

筋トレが続かない人は、段々こうなってくはずです。
「筋トレするより〇〇しときたい。面倒臭いな…」

スマホやテレビ、フワフワのソファでダラダラしてしまって、食後にウトウト。

習慣化を邪魔するものはたくさんあります。これらをあらかじめシャットアウトしておくこと。

ソファに座る前に、集中できる部屋に移動して、スマホは違う部屋に置いてくるor電源を切る
あと時間を大体決めておくと良いです。眠気が出るなら食前にしたり。

ちなみにこれは、今僕がブログ書くためにやってることです。すぐサボるんですけどこれやると割と続けられてます。

☑︎人の力を借りる。
なにも一緒に筋トレやるんじゃないですよ。
最初、家族に「今日から筋トレをとりあえず1ヶ月続けるから!!」と宣言。
そして、決まった時間に「今日筋トレやったん?」と声をかけてもらう。

これ結構効果あります!宣言した手前やらないわけにはいかないし、うっかり忘れも防げる。

 

声をかける人も「声をかけることを習慣に」とか言う話しは無しにして下さい。笑

僕はこの役割を妻にお願いしています。
そしたら「続かんかったらなにか買ってね。」と妻は「僕が続けやすいよう」応用も効かせてきます。さすがです。

いや…本気のトーンで。

いかがですか?筋トレ習慣化できそうですか?

なにも考えずに、最初のモチベーションだけでやると必ず挫折します。ちゃんと自分に合った続けらる環境を作ってくださいね。

ちなみにパーソナルジムなら「人の力」と「集中できる環境」が整っています。実際ご来店頂いているお客様の継続率は高いです。

移動するというハードルがない自宅でできるのが最高ですが、もし自分でやるのは難しいなと思ったらご相談下さいね^_^


「気分が落ち込む。」更年期症状に悩む女性には筋トレがベスト

こんばんは。
大阪市阿倍野区にある体の機能を高めるパーソナルトレーニング
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 

今日は筋トレのメンタルへの影響について書いていきます。

日本人は精神的なストレスに弱いと言われています。

なかでも45〜50歳代の女性は、更年期の影響で精神が不安定になりやすいと言われています。

更年期症状がでるメカニズムを簡単に説明

❶女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少

❷視床下部:ホルモン分泌の命令を出す所
「命令したのになんでエストロゲンでてないんや。もっと出させろ‼︎」と視床下部が命令を強め混乱する。

❸視床下部は自律神経の調節も担っているため、自律神経も混乱し様々な症状がでる。

その一つが気分の落ち込みや不安感といった精神的な症状です。この時期は、それまでの時期と比べ14倍も「うつ病」を発症しやすいというデータもあります。

・急に不安になって落ち込んだり
・ちょっとしたことでイライラしたり

身体症状がでる辛さも重なり精神的に参ってしまいます。

気分が落ち込み、何をするにも億劫に。

→体のたるみ・衰えは気になるのに運動する気にもならず、ダラダラしてしまう。

→罪悪感を感じて、自分に自信がもてなくなる。さらに気分が落ち込む。という悪循環に陥ります。

このような悪循環を断ち切るためには、色々な方法がありますが、なかでも特に有効だと思うのは「筋トレ」です。

 
筋トレが更年期女性のメンタルへ良い影響を与えるという科学的根拠
 

これには【ドーパミン】というやる気ホルモンが関係しています。聞いたことありますか?

ドーパミンは、気持ちが良いという快楽の他、やる気を高めポジティブ思考に変えてくれます。

筋トレなどのしっかりとした運動をした後、こんな経験ありません?

「ぼんやりしてた頭がなんかスッキリした。」
「爽快感、達成感があって気分が良い。」

ドーパミンは、目標をクリア(小さな目標でOK)したり、なにかをやりきった時に分泌が増えます。
まさに筋トレ後ですよね。ポジティブ思考、やる気を引き出すのに最適だと思います。
さらに、筋トレは幸せホルモンと言われる【セロトニン】の分泌も促すと言われています。

また、更年期の「気分の落ち込み」などの精神の症状は、セロトニンやドーパミンの分泌の乱れも関係していると言われています。

 

筋トレを行うことで、セロトニンやドーパミンの分泌が増え、前向きな気持ちになって、幸せも感じられる。

それに、体力アップや引き締めといった体の変化により自信がつく。頑張れる自分に対して自己肯定感が得られる。

実際に「筋トレには不安を解消する効果がある。」という研究データがあります。

 

前に俳優の武田真治さんも「筋トレが精神を安定させてくれる。」と言ってました。

 
更年期症状に悩む女性には、やっぱり筋トレをおすすめしたいと思います。やった方が良い。
 
もちろん体調が悪かったり、気分が乗らないときは無理にやることないです。
「ちょっとやってみようかな。」と思ったときに、家で軽いトレーニングから始めれば良いです。
 
筋トレといっても高重量のバーベルなんて使わなくても良いです。自分のペースで少しずつ。

筋肉が増えると人生が変わる。意外と知らない5つのメリット

こんばんは。グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。

 

今日のテーマはずばり「筋肉が増えるメリット」

 

昔のダイエットといえば、「ただ食事を我慢して痩せる。」「置き換えて痩せる。」という筋肉量を減らしてしまう非常に不健康なダイエットが多かったです。

 

最近になってようやく、筋肉の重要性が認識され、ダイエット・健康目的で筋トレをする人が増えました。テレビはもちろんyoutubeでも筋トレ番組は人気ですよね。

 

では、【筋肉量を増やすこと】の何が良いのか?具体的なメリットを解説していきます。

 

 

筋肉量を増やすメリット

 

  • 1. 太りにくい体質になる
  •  

筋肉量が増えることで、1日の消費カロリーが増えるため太りにくくなります。

 

具体的には、筋肉が1kg増えれば、1日の消費カロリーは20〜30kcalほど増えると言われています。

 

筋トレ初心者の女性の場合、伸び代があるため、1年間継続すれば、初年度は2〜5kg増やすことも可能です。もちろんトレーニング、栄養、睡眠をしっかり確保する必要はあります。

 

例えば、筋肉量が5kg増えれば、1日の消費カロリーは100〜150kcal増えることになります。

◼︎20〜30kcal × 5kg=100〜150kcal

 

150kclというと、白米100gほどのカロリーですが、30日積み重なると4500kcalと大きな差になります。

 

これは食事量を変えなくても、1か月で約0.6kgの体脂肪が自然に減っていく計算になります。

 

 

 

  • 2、見た目が引き締まる 
  •  

同じ体重でも筋肉と脂肪では体積が1.25倍違います。筋肉の方が80%小さく、締まってみえるということです。

 

実際に筋肉量が多い人は引き締まって見えます。

・体重50kg 体脂肪率22%

・体重50kg 体脂肪率35%

 

体重が同じでも体脂肪率が低い方がかなり細く見えます。体重を減らすことにこだわらず筋肉をつける(体脂肪を減らす)ことを重視しましょう。

 

 

  • 3、関節変形、転倒・骨折予防 
  •  

筋肉には関節の保護作用があります。日常生活で繰り返される動作(立つ・歩くなど)で生じるストレスから関節を守り、変形を予防してくれます。

 

筋力はバランス能力にも影響するため転倒予防になり、筋肉のボリュームは転倒時にクッションとなり衝撃から骨を守ってくれます。

 

 

  • 4、「骨粗鬆症」の予防
  •  

女性は閉経後、女性ホルモン減少の影響で骨粗鬆症になりやすいですが、筋トレをすることで骨への刺激が増え、骨量のアップが見込めます。

 

 

  • 5、糖尿病の予防につながる
  •  

筋肉量が増えることで、糖の消費量が増えます。また、内臓脂肪が減ることで、【インスリンの効き目】がよくなるため、糖尿病予防に効果的です。そのほか、血圧など生活習慣病予防に良いとされます。

 

いかがでしたでしょうか。

運動習慣がない方、特に50歳を過ぎた方にとっては、少し早い話のように感じるかもしれません。ですが、「今から意識しておく」ことこそが、これからの健康を守る第一歩です。

 

すでに「筋肉が落ちた気がする」「ひざが痛い」と感じている方は、要注意です。放っておくと、日常の動作や姿勢にも少しずつ影響が出てきます。早めに対策すれば、自宅でも簡単な運動で十分に改善できます。

 

ここではざっくりとお伝えしましたが、筋トレには本当に多くのメリットがあります。

 

私自身、理学療法士としてリハビリの現場にいた経験から、当店が大切にしているのは「見た目」よりも、体の機能を守ることです。

短期間で痩せるためのトレーニングではなく、自分のペースでコツコツ積み重ねながら、10年、20年先も健康で動ける体をつくっていく。そのサポートをしたいと思っています。

 

70歳、80歳になったとき、「体が痛い」「思うように動けない」と感じる毎日では、人生を楽しめません。もしそのとき元気に動けたら、旅行にも行けるし、好きなものを食べたり、おしゃれをしたり、もちろん、筋トレも続けられる。

 

そんな“自由に動ける未来”は、今の積み重ねから生まれます。

 

この記事を読んで、ちょっとでも「筋トレしようかな。」と思って頂けたら嬉しいです。

 

 


あなたが「始められない・続けられない」のは〇〇〇のせい

こんばんは。

大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルトレーニングジム

graceful帝塚山 トレーナーの金物谷です。

「よしやってやる!!」とやる気満々に始めたダイエットや健康のための食事制限や筋トレ。でも数日したら「もういいか。」と甘いものを食べてゴロゴロしてしまっている。

「そろそろ始めるか。」と筋トレ方法やジムについて調べる。けど、「今は忙しいから時期をみてまた。」とずっと先延ばしにしてしまってる。

こんな経験ありませんか?
僕はめっちゃあります。朝が苦手なんですが、早起きをしようとやる気満々に目覚ましを5時半にセット!

そして、朝にはスヌーズにスヌーズを重ねる!
アラーム音の幻聴が聞こえるんじゃないかというくらい繰り返し聴いてました。

今日は新しいことを始めたい。習慣化したいけど「一歩踏み出せない。継続できない」という方のための記事です。

前回の記事の「続けられない」について、もっと根本的な所から説明してます。

新しいことを始められない・習慣が身につかないのはなぜ?

ダイエットや早起き、ウォーキングやストレッチなどの習慣化に失敗したことがある方、
続かなかったのは、自分の意志が弱いから。自分は根気がないから。と思ってませんか?

でも、それは意志の強さとはあまり関係ないんです。

恒常性(ホメオスタシス)という人間に本来備わっている機能が邪魔してしまうことがわかっています。結構有名な話なので聞いたことある人もいるかもしれません。

恒常性について
簡単に言うと、「周りの環境が変化しても、体の状態を一定に保とうとする機能」をいいます。中学か高校の生物の授業で習ってるかもしれませんね。

分かりやすい例で言うと体温。気温の変動(外部環境)があっても人の体温(内部環境)は一定に保たれます。※血圧や血糖値など他にもたくさんあります。

暑い時は発汗によって熱の放出を行い、寒い時は皮膚近くの血管を収縮させることにより熱を逃がさないようにします。

これは身体的なものですが、精神的なものもあります。

ヒトは新しいことを始めたり、知らない人と新たに関わる、新しい人間関係を作ることなどに不安を感じます。

今の状況が体にとって「安全」で、新しいなにかが「危険」と判断し、体は無意識に現状を維持しようとします。変わらないでおこうとします。

「うまくできないんじゃないか。続かなかったらどうしよう。恥ずかしい思いをするかも。」といった不安を感じ、そんな思いをするなら今のままの方が良いだろう。と精神の安定を図ろうとします。

これらが原因で、新しいことに中々チャレンジできず、始めてもすぐにやめてしまいます。

誰でも新しいことを始める前には不安になり、習慣化は邪魔されます。
これには、体を一定の状態に保とうとする機能「恒常性」が関係しています。

このことを知っているだけでも少し気が楽になりませんか?
なにか始めようとして不安になったら、思い出して下さい。
不安になるのは恒常性のせい。自分で環境を変える「チャレンジ」をしてるからだ!と。

それに、「不安に思ってたことが、行動を起こしてみると大したことなかった。」なんてことはよくあります。
知らないから不安になるんです。やってみると大したことないということに気付きます。

一度習慣化できると、習慣化した状態が普通になり、恒常性の働きにより継続がより簡単になります。

ちなみに僕の場合、早起きは継続できるようになりました。
最初は、早く寝るようにしたり、朝日が入るようにカーテンを開けておいたりと環境を変えていました。しばらく続けると起きるのが苦じゃなくなりました。

この記事をみて下さっている皆さんは、体を変えたいとお考えのことと思います。
始める前の不安、そして筋トレが続かないのは恒常性のせいです。それを乗り越えて継続できるようにお手伝いをさせて頂けたら幸いです。

 


運動機能の低下・転倒は高齢者だけの問題じゃない

こんにちは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルトレーニング
graceful 帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
最近読んだニュースで興味深いものがありました。
 
「100歳まで長生きしたいと思いますか?」という質問を、女性を対象にしたところ、9割の人が「したくない。」「あまりしたくない。」と答えたそうです。
皆さんはどう思いますか?
 
「長生きしたくない。」と思う理由の上位を占めたのが、「自由に動けないから。」「自立した生活が送れなくなるから」といった健康面に関する不安だっそうです。
 
 
やっぱり健康寿命って大切
健康寿命の重要性については、よくお話しをさせて頂いています。
 
介護状態になって感じる辛さは、「体が動かしにくくなり、自由がなくなる辛さ」と、「周りに迷惑をかけていると感じる辛さ」この両方があると思います。
 もちろんご家族は迷惑とは感じず介護されている方が多いですが、されている本人はそう感じてしまいます。
 
 
運動機能の低下と転倒・骨折
健康寿命を縮める大きな原因として運動機能の低下があり、それをさらに加速させるのが転倒・骨折です。
 
運動機能の低下→転倒→骨折→運動機能の低下という悪循環で寝たきりになることもあります。
 
女性は、男性に比べ筋肉が少なく、女性ホルモンの影響で骨が弱くなりやすいため、骨折しやすいです。(関節の変形などのトラブルも多い。)
 
転倒というと高齢者のイメージがありますが、意外と50〜60歳代の方にも多いです。転倒しても反応して手が出るため、手首の骨折が多い印象があります。
身体機能の衰えが顕著にみられるのがこの年齢で、まだまだ先の話しというわけではないんです。
 
 
転倒には、下半身の筋力低下、柔軟性低下、バランス能力の低下、感覚機能の低下などの身体機能や周りの環境が関係します。
 
「最近よくつまずく…」などがあったら将来注意が必要です。
 
リハビリという仕事柄、人の歩き方が気になるのでついつい見てしまうのですが、若い方でも、歩幅が小さく、内股で全然足が上がってなくて、すり足ぎみの歩き方をしていたりします。
50歳を超えてウォーキングを始められる方も多いですが、正しい歩き方ができていないと関節への負担もあります。
 
100歳まで長生きしたいと思える健康な体でいるために、トレーニングで体の機能を高めたり、歩き方を見直してみるのも良いかもしれません。
 
パーソナルトレーニングでは、ご希望があれば動画撮影を行い、歩き方のチェック・アドバイスをさせて頂いています。
 
 

筋トレ初心者が「自分で筋トレできない」のはなぜ?

こんにちは!

大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルトレーニング

「graceful帝塚山」トレーナーの金物谷です。

 

いきなりですが…こんな経験ないですか?

 

家で筋トレを始めたけど、1週間でやめてしまった。

youtubeやテレビをみてトレーニングのやり方はなんとんくわかったけど全然やってない。

ウェアをそろえ、フィットネスクラブに入会したけど、行くのが面倒になってやめてしまった。もしくは幽霊会員に

今日はこんなテーマで書いていきます。

 

筋トレ初心者が「自分で筋トレができない」のはなぜ?

1、筋トレに関する情報収集が意外と面倒   
 今はネットで調べれば簡単に情報が得られます。youtubeやインスタで筋トレ動画もみれますしね。でも、筋トレはフォームを知っているだけではできません。トレーニングの負荷、回数、セット数、休憩、筋肉の回復期間、あとは筋肉の成長を促す食事など。一人でやるにはそれなりの知識が必要です。

 筋トレ初心者の方は、もしかしたら調べるのが面倒とも思わないかもしれません。必要な情報がわからないからです。知識がほとんどない状態で始めている人も多いです。というかほとんどかもしれません。

 

でもそんな状態で続けても効果はでないので、気力でしばらく継続できてもいずれはやめてしまいます。

2、調べても自分のやっていることが正しいかわからない。

 筋トレって【フォーム】がすごく大事で、関節の曲げる角度が少し変わったり、重心が偏ったりすると、狙った筋肉に効かなかったり、最悪の場合、関節を痛めてしまったりします。この辺は初心者にはすごく難しいところです。せっかく辛いトレーニングに耐えても、効果が今ひとつでない。合っているのか分からない半信半疑のまま続けるのは困難です。

フィットネスクラブに入会したけど、続かなかったという方にはこの理由も多いようです。

3、実践する辛さ
 これが一番だと思います。 人の体は、昔から無駄なエネルギーを消耗しないために休むようにできているそうです。十分な食べ物のない時代からの名残です。体の仕組みにはなかなか逆らえません。続かないのは意志の弱さが原因じゃないんです。これを聞くと少し気持ちが楽になりますよね。

 

では、続けるにはどうしたら良いのか?実際に続けている方がたくさんいます。

 

答えの一つが環境を変えることです。

自宅だとスマホやテレビ、ソファ、甘いもの、ビールなど誘惑はいくらでもあります。普段家事や仕事で忙しく、ストレスを抱えていると余計に誘惑に負けやすくなります。この環境を変えることで継続できるようになります。

一番簡単な方法が、「自宅では筋トレせず、誘惑のないジムに行くこと」です。

 

ここまでの話しを踏まえてなにが言いたいかと言うと、

やっぱり「筋トレ初心者にはパーソナルトレーニングがオススメ」ということです。

絶対に間違いありません。

 

1、2に関しては、トレーナーの知識と指導に任せておくだけでOKなのでかなり楽です。

大体のトレーナーは、熱く・暑苦しく丁寧に説明してくれるので、フォーム以外の具体的な方法(食事)もやっているうちになんとなくわかってきます。

 

は、環境としてはパーソナルトレーニングが最高だと思います。自宅では誘惑に負けてしまう方でも、ジムに行けばやってやる!!とやる気スイッチが入ります。

フィットネスジムもトレーニングする環境としては良いのですが、行くか行かないかは自分の判断で、さらに行ってもサボることができます。

悪い言い方をすると、パーソナルなら予約しているから行くしかないし、トレーニング内容はトレーナーが決めて、自分では早めにブレーキをかけるところでも、踏ん張ることができます。食事も管理される。してもらえる。(当店は希望者のみ)

 

これらの理由で筋トレ初心者にはパーソナルトレーニングがおすすめです。

書いているうちになんの記事だったか忘れて、いつの間にか営業になってた。笑

 

 でも、パーソナルトレーニングじゃなくフィットネスジムでも、トレーニングに詳しい友人がいたり、ジムで仲良くなって教えてもらえるならもちろんそれで大丈夫です。

自分できちんと情報収集もして一から頑張るという方はそれでも大丈夫。このタイプは男の人に多い気がします。そして筋肉・筋トレマニア化していく。

「動画でみた筋トレをなんとなくやる。」「とりあえず今流行りの食事制限だけやる。」これはあまり意味がないので気を付けてくださいね。

やっぱり自分では難しい。という方はぜひ一度ご相談下さい。

 

 

 


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