まず2ヶ月頑張ろう!途中でやめるなんて勿体ない
筋力アップのメカニズム
❶神経系の適応 参加する筋線維の増加
❷筋肥大 筋線維が太くなる。断面積の増加があります。
❶筋トレ開始初期から筋肉が増えるなんてことはありません。しかし、神経系の適応により筋力はどんどん上がっていきます。
◆頑張ったけど、体が変わらないという方へ
2-3ヶ月頑張ったけど体が変わらない要因を挙げてみました。
筋力アップのメカニズム
❶神経系の適応 参加する筋線維の増加
❷筋肥大 筋線維が太くなる。断面積の増加があります。
◆頑張ったけど、体が変わらないという方へ
2-3ヶ月頑張ったけど体が変わらない要因を挙げてみました。
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
痩せたい人にとっての敵と言えば、体脂肪ですが、体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」
それ以外に「異所性脂肪」というものがあるのはご存知でしょうか?
数年前からテレビでも紹介されているので、知っている方もいるかとは思います。
今日は異所性脂肪とは?また蓄積されることで起こるデメリットについて書いていきます。
まず、意外と知らない
脂肪を蓄えるメカニズム
体脂肪は体に備わった飢餓への対策で、食べ物が十分になかった時代、体のエネルギー貯蔵庫でした。
でも今は飽食の時代で、その体脂肪が生活習慣病などの原因になっています。
食事から摂取した栄養素は、血液を巡り必要な分をエネルギーとして使用し、余った分は脂肪細胞に貯蔵されます。
糖質(グルコース)であれば、すぐ使われなかった分は、まず肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
でも、筋肉・肝臓の貯蔵量はあまり多くないので、それ以外の余りは脂肪に変わり、脂肪細胞に蓄えられます。
ちなみに、脂肪細胞は脂肪を蓄えると大きくなりますが、その大きさの限界を迎えると次は数を増やします。(脂肪細胞の増殖)
異所性脂肪とは?
筋肉や心臓、肝臓や膵臓といった本来蓄えられる部位ではない、脂肪細胞以外に蓄えられた脂肪を言います。
脂肪はまず皮下脂肪に蓄えられ、そして内臓脂肪・異所性脂肪に蓄えられます。
中でも日本人は、欧米人と比べ皮下脂肪への貯蔵量が少ないため、内臓脂肪や異所性脂肪を蓄えやすいと言われています。
なぜ異所性脂肪蓄積が良くないのか?
摂取カロリーを減らしても、必要な消費カロリーは変わりませんので、そのマイナス分は、体脂肪と筋肉を分解してまかなわれます。
理想の体を作るなら、体脂肪Lose・筋肉量UPを目指せ
筋肉を落とさないようにするには、
❶タンパク質をたくさん取って血中アミノ酸濃度を高く保つ
“体脂肪に関しては、1日に脂肪細胞から使えるエネルギー量には限界があり、体脂肪率が低い人ほどこの限界も小さくなります。”
1日に体脂肪から取り出せるエネルギー< カロリー収支のマイナス幅
となると、筋肉を分解してしまうことになります。体脂肪ではまかないきれない分を筋肉から取り出すということですね。きっちり体脂肪から優先して使われるわけではないでしょうけど。
体脂肪から取り出せるエネルギー量は、体脂肪率が高い人ほど多いそうです。なので、体脂肪率の高い人の方が、摂取カロリーを低めに設定しても大丈夫で、体脂肪を速く落とせるということになります。
【参考・引用】Athlete body.jp ダイエット中の食事量の減らし方とタイミング
また、ダイエットを始めていくと、必ず体重の落ちない停滞期がやってきます。これは基礎代謝の低下など体の反応によるものですが、その時に体重が減らないからと安易に摂取カロリーを落とすのは危険です。
そして、骨粗鬆症は、単に骨量が減っているだけで はなく、もっと細かくみると「骨に微小骨折や断絶が起こっている」と言われています。
参考文献
骨強度低下の危険因子 (骨折しやすくなる)
骨量の低下だけじゃなく、高代謝回転が危険因子だと言われています。
「高代謝回転って何?」って感じですよね。難しい話ではないので、聞いてください。
高代謝回転と低代謝回転による骨粗鬆症
◆高代謝回転による骨粗鬆症
閉経によるエストロゲン減少からくる骨粗鬆症がこれです。
❶エストロゲン減少は、骨吸収を大きくUPさせます。骨が分解されていく…
❷それに対応しようと骨形成をUPさせるが、吸収スピードの方が大きく追いつかない。
→健康な状態より、骨吸収・骨形成ともに亢進し、さらに、骨吸収>骨形成となった状態が「高代謝回転」という訳です。この場合は、急激に骨量が低下していきます。
どんどん骨が新しく入れ替わっていくんですが、悲しいことにどんどん骨量が減っていくんですよね…
◆低代謝回転による骨粗鬆症
加齢による骨粗鬆症がこれです。
この場合も、骨吸収が骨形成を上回るので骨量は減ってしまいます。しかし入れ替わりが緩やかなので骨量低下のスピードは緩やかです。
それに加え、加齢により
❶食事量の低下・腸からのカルシウム吸収が悪くなる。ビタミンDの不足。
❷カルシウム不足を補うため、骨からカルシウムを取り出して骨が弱くなる。ことで徐々に進行していきます。
ちなみに代謝回転とは…
古い細胞を分解し、新しい細胞を作ることを言います。骨の場合、骨形成と骨吸収により骨が新しく作りかえられていくことを言います。
高代謝回転は骨強度を低下させ、骨折の危険性を高める!!
高代謝回転は【骨量の低下】以上に骨折の危険性を高めることが研究により分かっています。
「骨折リスク」は
高代謝回転 > 骨量低下
骨密度は低くない(骨量がまだ低下していない)のに、閉経により代謝回転が亢進していると、骨折しやすくなるということです。意外ですよね!
「骨密度が高いから安心。」じゃないんですね。
ちなみにこの代謝回転は、病院で血液・尿検査で調べることができます。
高代謝回転が続くことで、結局は、低骨量になっていきます。
そして、もっとも骨折リスクが高いのは、【低骨量+高代謝回転】です。
閉経による骨の高代謝回転は、60歳を超えると落ち着き、徐々に低代謝回転に変わっていくと言われています。
高代謝回転に関しては薬物療法などの治療手段がとられますが、その後も骨粗鬆症のリスクは続きますので、やはり運動などの対策は必要になります。
こんばんは
大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルトレーニング
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
今日のテーマは【骨粗鬆症】です。
筋トレにより得られるメリットはたくさんありますが、特に女性にとって重要なメリットの一つに「骨粗鬆症予防」があります。
骨粗鬆症は、進行することで骨折しやすくなり、運動機能の低下といった介護原因に繋がるため注意が必要です。骨粗鬆症を患った方に多い骨折として、手首の骨折、大腿骨頸部骨折、腰椎圧迫骨折、上腕骨骨折があります。
特に圧迫骨折や大腿骨頸部骨折による入院は、長期化することがあり運動量を低下させ身体機能や認知機能の低下に繋がり、さらに転倒の危険性を高めてしまうため注意が必要です。
転倒・骨折→運動機能低下→転倒・骨折という負のループです。実際リハビリ現場では、「転倒・骨折を繰り返し、そのたびに運動機能が低下していく」人をたくさんみてきました。
骨量低下のメカニズム
骨は常に骨形成(骨を作る)と骨吸収(骨を壊す)を繰り返し、新しく生まれ変わっています。健康な人では、骨形成と骨吸収のバランスが保たれ、骨量が維持されますが、骨粗鬆症では、骨形成<骨吸収となり、骨がもろくなってしまいます。
健康で丈夫な骨
骨形成=骨吸収
骨粗鬆症の骨
骨形成<骨吸収
骨粗鬆症になる要因
◆女性ホルモンであるエストロゲン分泌量の低下
女性の骨密度は20歳をピークに、その後低下していくと言われています。中でも閉経後のエストロゲンの分泌量の低下は、骨密度に与える影響が大きいと言われます。
エストロゲンは、骨形成を促し、骨吸収を抑える働きをします。閉経によりエストロゲンの分泌量が低下することで、骨吸収が進み骨粗鬆症へ進行してしまいます。
◆加齢による食事量の低下・腸からのカルシウム吸収率の低下
これらの理由により、体に入るカルシウム量が減り、血中カルシウム濃度が低下してしまうと、骨からカルシウムを溶かして補われます。骨は体を支えるだけでなく、カルシウムの貯蔵庫でもあります。
カルシウムは筋収縮や神経伝達など生命維持に必要なものなので常に一定の濃度になるよう調節されています。
→ビタミンD不足も関係
ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収を促したり、腎臓(尿細管)でカルシウムの再吸収を促す働きがあります。これが低下することは、血中カルシウム濃度の低下に繋がります。ちなみにビタミンDは日光浴で作られたり、食べ物では魚類やキノコ類に多く含まれています。ご存知の方も多いと思います。
◆運動不足による骨への刺激不足
一定の荷重刺激があることで、骨形成は促されます。有名な話ですが、「宇宙飛行士は重力のない宇宙へ行っている間に骨量が低下する」地球に戻ってきてしばらくすると骨量は戻るそうですよ。戻って筋トレしてるのかもしれませんね。
骨にかかる荷重刺激。そして筋肉の収縮は腱を介して骨に刺激を与え、骨形成を促してくれます。筋肉量が多いほど、骨形成を促す骨芽細胞の働きが活性化すると言われています。
荷重と筋収縮による骨への刺激。これらの理由から、筋トレは骨粗鬆症予防に有効だと言われています。
女性ホルモンの減少はコントロールできなくても、食事に気を付けたり、運動量を今より増やすことで、骨粗鬆症を予防できる可能性があります。
さらに筋肉量を増やすことで、足の支えが強くなり、バランス能力も高まるため転倒予防にもなります。
こんばんは。
大阪市阿倍野区にある女性向けパーソナルトレーニングジム
グレイスフル帝塚山 トレーナーの金物谷です。
このブログをみてくれている皆さんは、筋
そこで、自分が「筋トレをしようかな…」と思ったきっかけ、なぜ
すでに筋トレをしている人は、なぜ頑張っているのか?について思
◆歳を取っても元気な体でいたい、生活習慣病の予防といった健康のためで
◆それとも、引き締めて女性らしいキレイなシルエットを手に入れるためで
もっと深く掘り下げると
・「歳をとっても病気に自由を奪われたくないから。」とか
・「介護が必要になって、家族に迷惑をかけたくないから。」とお
また、
・「友達から体型を褒められたいから」とか
・「昔の自分と比べ、今の自分の体型が許せない」という方もいる
今日はそんな〇〇したい。〇〇でいたいという人間の欲求という側
人間の欲求については、アメリカの心理学者のマズローが提唱した
以下の画像のように、欲求が5段のピラミッドになってい
欲求を下の段から順に説明します。知ってる人は飛ばしてください
【生理的欲求】
生きるために必要な本能的な欲求です。食欲、睡眠欲、排泄欲など
これが満たされない場合、ほかのどの欲求より優先される。
【安全欲求】
危険を避けたり、安全・安心な生活を送りたい、維持したいという
外敵から身を守る巣をつくる行為や、経済的に安定した生活、「ず
ちなみにこの欲求5段階ですが、下段がある程度満たされることで
ここまでを、無人島でのサバイバルで例えると
❶まず、飲み水・食べ物が確保できた。
❷安全な寝床を確保しよう。 となります。自然な流れですよね。
【社会的欲求】
グループに所属していたいという欲求です。「友達が欲しい。」「
【承認欲求】
この欲求は2つに分かれます。後の内容とも関係してきますので、
他者承認と自己承認からなり、自己承認の方がより高次の欲求にな
他者承認とは?
人から認められたい。褒められたい。尊敬されたいという欲求です
自己承認とは?
自分で自分のことを認めたいという欲求です。
・他者承認と自己承認の2つとも満たされている状態が理想的な状態
・そして、他者承認だけでは危険だと言われています。なぜなら自
周りにはある程度認められているのに、自分で自分を認められないからずっと自信が持てず、人に認めてもらうことを求め続ける。これは幸せとはいえないですよね。SNSで「いいね。」を欲し過ぎるのもこれです。これは心理学で有名なアドラーも言っています。
【自己実現欲求】
もっと自分らしく生きたいという欲求です。
運動は「健康でいたい。」という安全欲求を満たすが…
「健康でいたい」という安全欲求は下位欲求なので優先されるはずです。 しかし、健康に良いと分かっている正しい食事や運動は、後回しに
これは、
❶今体になにかしらの変化(痛みなど)がないと自分の健康が脅か
❷「もっと食べたい。」「運動なんてしたくない」というのは、生
もっと食べたい=「できるだけ栄養を蓄えておこう」 運動したくない=「無駄に動かず体
筋トレは承認欲求を満たしてくれる。
筋トレは、他者承認・自己承認ともに満たしてくれます。
★体型が変わることで友達に褒められたり、頑張ってることを家族に
★そして、筋トレを続けるうちに頑張っている自分を、自分で認めら
(他者承認が満たされると自己承認が満たされやすくなりま
いきなり、より高次な「自分を認める。」というのは難しいので、
「友達に体型を褒められた」嬉しいからもっとがんばろう!という感じです。
「もっと誰かに認められたい。」という欲求は誰にでもありますし、程度の差はあるにせよ「自分が好きになれない、自信がない」という方もたくさんいます。
今の生活でそれらの欲求が不足していると感じるなら、筋トレを頑張る
もし、「筋トレなんて自分でできない。」
かといって「忙しくてジムに通う余裕なんてないよ…」という方がいたら、
いつでもご相談ください。体が変われば、気持ちも大きく変わります。
家で受けられてしっかり成果がでる【オンラインパーソナルトレーニング】ご好評頂いております。
詳しくはこちら
自宅で筋トレ・ダイエット!オンラインパーソナルトレーニングのグレイスフル
今日は「そろそろ始めよう。」と思いながら気づけば後回しにしてしまってる。という人におすすめの記事です。
当店へ初めてお越しのお客様の中には、「ずっと前のチラシで気になってたんですけど、後回しにしちゃってて」と仰ってご来店いただく方もいます。チラシをちゃんと保管して頂いて、すごくありがたいです。
この「後回しにしてしまう」という気持ちは本当によくわかります。
僕も「今すぐじゃなくても大丈夫だしなー」とか「明日やればいいか。」と思ってしまうことがあります。
そんな後回しについて、考えていた時に以前本で読んだ内容を思い出しました。
本の内容というのが緊急度と重要度の二軸を使って、時間管理を学ぶもので、ビジネス書ですごく有名なフレームワークです。ご存知の方もおられると思います。
重要度と緊急度の二軸で、以下の4つのエリアに分けます。
❶重要度が高く、緊急度が高い
❷重要度が高く、緊急度は低い
❸緊急度が高く、重要度は低い
❹重要度・緊急度ともに低い
誰でも最優先するべきものです。
期限までの重要な仕事や、病気をして今すぐ受診しなくてはいけない。などです。
❷重要だけど急がない。
これは、将来への備えになります。新しいことを勉強したり、健康に気を使い病気になるのを予防したり。自分磨きというもので、この4つの中である意味一番重要だといえます。
また、緊急度が低いため、重要なのに後回しにしてしまいやすく、放置しておくと❶へ移行してしまうことになります。
例えば
不摂生を繰り返している人が❷「食生活の改善」を後回しにして、結果、❶「生活習慣病で病院へ走る」といったものです。
また、筋トレによる体力アップもここに入ります。
❸急ぎだがそんな重要じゃない
毎日の家事や簡単な用事などがあてはまります。
※家事が重要じゃないと言ってるわけではありません。他の重要なもの、例えば自分の健康と比べて、相対的にという意味です。
実際行動できないのはなぜ?
❸「毎日の家事や家の用事に振り回されて時間がない。」というのが理由の一つだと思います。
時間にゆとりができたら、❹の緊急度も重要度も低い娯楽「スマホをいじる」などに時間を費やしてしまうこともあります。
❷健康のために筋トレや食事の見直しは、
「体力の衰えやたるみを感じた時、一時的に危機感を覚えるだけで、今は特別不自由がないので、「重要だとは分かっているけど、まだ大丈夫でしょ。」と後回しにしてしまう。」ことが多いんですよね。
❷は放っておいても❶に移行するまで、つまり緊急度が上がるまで「誰も何も言ってきません。」
そして「膝や腰が痛みがでたり」「健康診断に引っかかったり」することで緊急の対応に迫られることになります。
それに比べ、❷「毎日の家事や用事」はしてないと、「あれなんでやってないの?」って誰かが言ってきますよね。だから後回しになることがない。
大切なのは、❸緊急度が高い重要じゃないことを人に頼ったり、本当に必要なのか選別したり、❹どうでも良いことをなるべく避けるように意識すること。
❷は将来の自分に絶対必要なものだからです。早めに自己投資をしておく必要があります。
と偉そうなこと言いつつ、❸に追い回されてる毎日です。
がんばろ!笑
こんばんは。
大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
タイトルが真矢さんみたいになってしまいました。
最近家で筋トレしようと思ってマットを引いたんですが…やる気満々なのか全然どかない。
ちなみにフレンチブルドッグのこじろうは筋トレなしでもムキムキです。胸肩やお尻うらやましい!
筋肉は裏切らない。あなたの努力をずっと憶えていてくれる。
筋トレマニアの熱いコメントのようですが…メンタル的な話ではなくちゃんと科学的な話をします。
今日は、マッスルメモリーについて。あまり聞きなれない言葉なので知らない方も多いと思います。
直訳すると「筋肉の記憶」ですね
一度鍛えた筋肉は、その後トレーニングをやめて筋肉が衰えても、次にトレーニングを再開したときに筋肉の戻りが早く、前以上に筋肉が付きやすくなる可能性がある。というものです。
まさに筋肉の記憶。鍛えていたときのことを筋肉は憶えていてくれてるんです。
興味深いですよね。
ここから、もう少し詳しくみていきましょう!
マッスルメモリーの仕組み
筋肉はトレーニングにより刺激を受けると、筋肉を構成している筋繊維1本1本が太くなります。筋肉は一かたまりの肉じゃなくて何本もの繊維が合わさっています。
この筋繊維、実は細長い細胞で中に複数の核が存在します。
核は色々と命令をだして細胞をコントロールしているんですが、筋トレにより筋繊維(細胞)が大きくなってくると、今までの核の数では、コントロールできなくなります。※一つの核がコントロールできるエリアが決まっているため
なので、核の数を増やして対応します。
ここがマッスルメモリーを知る上で大切なところです。
「一度増えた細胞内の核はおよそ10年は減らない。」
トレーニングをやめて筋肉が衰えてきても、核の数は鍛えていた時と変わらないので、トレーニング再開後は、前の状態へ前回鍛えた期間より早く戻ります。むしろ同期間鍛えると前以上に筋肉が成長するそうです。
はじめて筋トレをやり出した時は、核が増えるまでは一定期間必要とされていますが、こちらは最初から核が増えた状態でのスタート。だからだと考えられています。
「前は筋トレを頑張ってたけど、やめちゃったからまた一からだ…」
と落ち込む必要はありません。努力が無駄にならないってのは嬉しいですよね^_^
なので、体が十分動く間に筋トレを頑張って、筋繊維(細胞内)の核を増やしておきましょう!
歳を取っても筋肉はよみがえります。足腰がしっかりした動ける体でいるためにも。
「筋肉がついたり、脂肪が分解される」というところの理論は、科学的にそれっぽく説明するので、専門知識が無い人がみると信じてしまいやすいです。それに医師の推薦もほぼ必ずありますからね。
筋トレの知識がちょっとある人からすると、「飲むだけでそれはありえない。」とすぐわかるんですけどね
でも、実際そんな商品が売れてるみたいで、買ってしまう人は
「楽して痩せられるのなら、試してみようかな」とか、
「筋トレも食事も自分なりに頑張ったけどダメだったし…と藁にもすがる思いで買うのかもしれません。
人間やっぱり”楽して”とか、”簡単に”とか、”〇〇するだけで”って言葉に弱いですよね。
でも、皆さんもお分かりだと思いますが、理想の体は、楽しては絶対手に入らないです。
「飲むだけ」では手に入らないんです。
その逆に、「食べないだけ」でも手に入らないんです。
運動(筋トレ)と正しい食事を地道にやっていくしか無いんです。
やってる中で変化を感じたり、楽しみは必ずたくさん見つかります。
楽しては筋肉がつく方法はないけど、効率的な方法は存在する
理屈っぽく書くと、
「筋肉は現状を超える負荷を与えられることによって、強く大きくなります。」
筋肉:「今のままじゃダメだ!次はもっと耐えられるよう強くなろう。よしタンパク質持ってこい!!」って感じです。
楽な運動なら、筋肉は変わる必要がないので、「今のままでいいや。」ということで決して強くはなりません。
やっぱり楽して筋肉はつかないんです。
でも、科学的根拠に基づいた、つまり無駄の少ない方法により効率的に筋肉をつけたり、体脂肪を減らすことはできます。
ここでは詳しくは書きませんので、気になる人は過去の記事を参考に。
これは、自分で知識を得て実践するか、トレーナーなどのトレーニング知識のある人に教えてもらうことで可能です。
怪しいダイエットサプリを買うくらいなら、自分で少しずつでもスクワットしていく方が、100倍効果的です。
もちろんちゃんとした商品もたくさんあるんでしょうけど。でもそういうちゃんとした商品はそんな過激なことは書いてないです。
・脳の血管: 脳梗塞
・末梢の血管: 血管閉塞による下肢切断など
そんな心血管疾患ですが、筋トレで予防できると最近の研究で分かっています。
【有酸素運動が体に良く、生活習慣病の予防にも効果的】だと言うことは、みなさんもご存知だと思いますが、筋トレにも同様の効果があると発表されています。
簡単に書くとこんな感じです。
◆筋トレなどのレジスタンストレーニングを週に60分行うことで、心筋梗塞や脳卒中のリスクを有意に低下させる可能性がある。
同様にメタボリックシンドロームや脂質異常症(前は高脂血症と言われていた)のリスクも低下させる
また週1〜3回60分未満の筋トレを行った人は、何もしていない人に比べて、心血管疾患の発症リスクが40〜70%低かった。というものです。